二次選考までさよなら


「じゃあ、僕が君にとって最初の友達になりたい」

「恋路は抜き?」
「もちろん」

「でも、私はあなたを知らなさすぎるよ。あなたと生活をしなきゃ、あなたがどんな子でどんな性格をしてるのかが分からない」

「じゃあ、しばらくこっちで暮らしなよ。君、親がいないんでしょ?」
「…そうだけど」

あいっちや、植木くんともう少し過ごしてみたかった。でも、今はこの人のことを知りたいと思う気持ちが強い。

「それならこの子に部屋を要求してあげるよ」

「マーガレット!…それと?」
「はじめましてだね。僕はロベルト。父さんの息子さ。植木くんのことは僕にまかせてよ」
「…そういう事ね」

「今日から君はこの国で暮らすんだ。わかったね?」
「…あいっち、植木くん…分かったよ。でも、好きにさせてもらうから」

***
その後、エシャロットくんとは一旦別れマーガレットの用意した自宅からあいっちに電話を掛けた。

『えええ―――ッ。るりマミが外国で暮らし始めたぁ!?何で急に!!!』
「ごめんあいっち。というわけで私達が会えるのは二次選考か三次選考だから、しばらく会えないよ。植木くんのことがわかったってことは知り合いから聞いたから、あいっちも植木くん守ってあげてね。あと彼氏できた」
『ぎょえええええ!!???』

プチッ…ピーッピーッピーッ
「…切られた。彼氏とか、外国とか。るりマミ、なかなかやるじゃん♪…まてよ?もしかして…るりマミも能力者だったってこと!?はいいいいい!!?(一体、何の能力なのよ―ッ!!!)」





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