称えのいかずち

43

びょう、と強く風が吹きすさぶ音が聞こえる。
デュースの脳裏にちらつく光景。蔓に絡めとられ樹木の内に取り込まれた直後から、ずっと絶え間なく何かが訴えかけてきているような感覚。
びょう、びょう、風の音が強い。突風が逆巻いたのだろうか。そう考えハタリと思い到る。──いや違う。刀が空を斬り大気を震わせる音だ。微かに金属が擦れる音が混じる。次いで衣擦れの音、床を踏みしめる音、唸るような異形の咆哮。そして──

「みかづき!」

幼い子供の、声が。
ハッとデュースが目を開けた途端、視界に飛び込んできたのは整然とした和室だった。畳の色が鮮やかな緑であることから新しく設えたものだと分かる。室内を見回せばその造りにどこか懐かしさを覚える。それもその筈、本丸の執務室だった。

(……ああ、これ、初期の執務室だな。そうか、最初の頃はこんなに何もなかったか)

デュースが立っている場所は執務室の内部、そのど真ん中。いつの間にかその手元からは三日月の刀身が消え失せていた。
開け放たれた障子戸の向こうには池が見える。柔らかな陽光が差し込んでいた。その眩しさに目を細める。木の葉が風に揺れるさざめきが唯一の音。穏やかな空気に包まれていた。
ふと障子戸の向こうに影が見えることに気づく。デュースは一つ瞬きをし、果たして誰が居るのかと無防備に足を踏み出した。
後ろ姿しか見えない。しかしそれだけでも誰であるか判断ができる。縁側で庭を眺める藍の狩衣を身にまとった美丈夫──三日月宗近だ。デュースは何故か、彼を自身が今まで手に持ち振るっていた刀剣が顕現した状態であると認識する。第六感的な感覚がそう答えをはじき出したのだ。

──……んね……を

更に歩を進めれば見えてきたのは柔和に笑む横顔。そして、その膝の上に座り、腕の中にちょこりと収まっている存在。幼子が寝ていた。頬がまろく背も小さい。三日月の狩衣を緩くつかむその小さな手はぷくぷくと弾力があるのだろう。時折三日月の手が幼児の頭をなでている。
慈しむような、柔らかな目。それを彼が向けていたのは幼子に向けてだったのだ。
穏やかで微笑ましい光景が此処にあった。

(……過去、か? 俺が見せられているのは)

幼子と爺を自称する見目麗しい刀剣男士。閉鎖空間の中に二人きり。されど優しく幸せな光景。見ているだけで三日月が幼子へ向けた思いが伝わってくる。

──あ……いを

瞬き一つの間に、場面が切り替わった。
庭の片隅で遊ぶ幼い子供らの姿。先ほど三日月の腕の中で寝ていた幼子と短刀が二振り。三人がきゃらきゃらと笑う声に三日月も小さく声を上げて笑っている。

またもや場面が切り替わる。
おお痛や、腰をいわしたか。そう腰に手を当て呟く三日月に近づき幼子はへにゃりと眉を下げた。ぽんぽん、と手に持った手入れ道具で自分よりもはるかに大きい相手の太ももをポンポンと撫でている。本当であれば腰に触れたかったのだろうが、いかんせん背丈が足りないようだ。
それを察した三日月が相好を崩し幼子と視線を合わせるため跪く。幼児からすればとても大きな掌でその頬を撫でた。とても柔らかな声で礼を言われた幼子がキュッと口をへの字にして頷いた。

場面が切り替わる。
手入れ部屋で幼子がギャン泣きしている。その傍らには重傷一歩手前の中傷の刀剣男士が一振り。人体ではなく刀身に手入れを施さなければならないというのに、今にもちぎれそうな布に縋って泣いている。傷を負ったままの刀剣男士が心配させまいと不器用にその頭を撫でた。えっちらおっちら、手入れ道具を手に刀身の手当てを始めた式神もどことなく困ったような表情だ。
スンスンと鼻を鳴らして縋りついたまま幼子はスコンと寝落ちた。

──あんねいを

くぐもった三日月の声が絶えず響いている。
決して穏やかで優しいものばかりではないが、それでも幼児を中心に過ぎていく日々。しかし、全ては過去の出来事。現状の頽れた本丸を知っている以上、いつか終わりが来るのは分かりきっていることだった。

場面が、切り替わる。
暗雲が立ち込めている。赤い稲妻が空を走る。穢れを孕んだ嫌な光。時折聴こえてくるキンと硬く鋭い音は金属同士がぶつかる音だ。それらが意味する事を容易に理解できる。歴史修正主義者率いる遡行軍に本丸が攻め入られたのだ。
僅かにデュースの眉間が寄る。自身にとって厭う記憶が刺激されて強張る肩。三度も本丸を襲撃された過去があるのだ、無理からぬことである。過去の出来事を見せられているのだと分かっている。けれど反射的に身体が動いた。
振り回される刀を避け執務室からほど近い庭に転がり出る。顔を動かし、そして、広がった光景を前に二の足を踏んだ。幼子が血に塗れて地面に伏していた。ピクリとも動かない。
三日月の慟哭がデュースの耳をつんざく。

優しい子なのだ。人が傷つくことを望まない子なのだ。
だから、だから──どうか安寧を。

三日月の切な願いは叶わなかった。遡行軍のほとんどは未だ健在。対する刀剣男士たちはほぼ虫の息。幼子と三日月を筆頭とした刀剣男士たちが細々と築き上げた心地よい空間が見るも無残な姿に変わり果てている。
深手を負い動けなくなった刀剣男士に遡行軍の切っ先が迫る。その直前、ミシリという音がその場を凍らせた。
幼子の亡骸が打ち捨てられた、まさにその場所から突如として生えた芽。通常ではありえない程の速度で成長していく。柔らかな緑色の蔦は硬質な木枝へ。瞬く間に出現した藤の木。静寂が落ちたのは一瞬だった。
本丸内に蔓延る遡行軍の一振りをその蔦で絡めとり、構成する霊力を根こそぎ吸い上げていく。それが終わらぬ間に別の遡行軍に巻き付いていく蔦。うねりうねって地面を這う。絡めとったモノが支柱のような役割をはたしているようだった。
意志を持っているかのように、遡行軍へ襲い掛かっていくその様は傍から見ていてゾッとするものがある。

(藤の正体は、そういうことだったのか)

つぶさに見つめてデュースは鳥肌が立った腕を擦った。
はたしてどこで何を誤ったのか。それは、幼子が望んだ姿でも、在り方でもない。
ただ見ているだけだったデュースにも分かるくらいだ。幼子と共にあり、大層心を砕いていた三日月は胸がつぶれる思いだろう。
彼は今にも崩れ落ちてしまいそうな顔で遡行軍が藤に屠られていく様を見ている。

本丸の門は閉ざされた。見捨てられ残った遡行軍は闇に息を潜めている。殺伐とした空気が鎮まり藤はぴたりと動きを止めた。
しかしそれも長くは続かなかった。養分が、餌が無ければ藤は枯れてしまう。ゆらりと花房が揺れ、蔦が蠢き、存在を維持するために霊力を有する者を喚ぶ。生存本能がなせる業であり、もはやそこに元の幼子の意思は無い。良く無い連鎖が出来上がっていた。

──安穏を、安寧を

幼子の穏やかな日々を、安穏を願った三日月の切なる思いは誰にも何処にも届かなかった。叶わなかった。
故に、更に願うのだ。
三日月がその腕の中で護ろうとした、まろく柔い存在がこれ以上傷つかぬよう。そして。人ではないナニかに変質してしまった幼子がこれ以上何者をも屠らぬよう、傷つけぬように、と。
他ならぬ幼子はこの現状を望まないだろう。何せ腰を痛めた三日月に手入れ道具を押し当てるくらいなのだ。そして、幼子の刀剣たちもそれを望まない。
だからこそ三日月はその身を費やしてデュースに過去を見せた。

──どうか、死の安寧を

生半可な術者では呑まれて逆に取り込まれてしまう。三日月は霊力の温存のため自ら顕現を解いた。彼が求めたのは自身の聲を聞き、遺志を読み取ることのできる者。そして、力尽くでもこの負の連鎖を断ち切ることが出来る存在。ある意味で捨て身、決死の覚悟でその訪れを待っていたのだ。
この聲と願いを聞き届けた者にすべてを託すと決めた。

──あるじを、どうか

三日月の声が耳の奥に反響する。デュースは知れず詰めていた息を吐きだした。
素質や実力を見極められた故にこうして働きかけているのだろう。現役の審神者である立葵ではなく、他でもないデュースに。
やりきれない思いに両手のこぶしを握り締めた。ぎゅうと合皮の手袋が音を立てる。その拍子に感じた右手の感触。何か筒状のものを握っているような感覚にハッと目を見開く。
手元に視線を落とせば、いつの間にか刀が一振り収まっていた。

(三日月、いつの間にっ)

くらりと視界が揺れる。堪らず目を瞑り収まるのを待つ。再度瞼を開いた時、視界は真っ暗だった。何も見えない。物理的に遮られているのである。
意図的に右手を動かすと同時に伝わってくる蔦の存在。
デュースの四肢を絡めとり、周囲に纏わりつき、引きずり込んだソレ等がキチッと音を立てた。真新しい新芽のように柔らかい、しかし妙に頑丈な藤の蔦。
それが、ふつり、と。他ならぬ三日月の刃によって簡単に断たれた。その感覚を握った手からまざまざと感じて、デュースはグッとした唇を噛んだ。

刀剣男士にとって己の刃が主君を傷つけるということは、最大の汚辱だ。それはあの幼子が異形同然の姿に成り果てたとしても変わらないだろう。たとえ頭では分かっていたとして、心が拒絶する。付喪神が人の形を得て、心と感情を得た。それらがどうにも儘ならないと彼らが言っていたことをデュースは頭の隅に思い出す。
三日月は自身の刃が主だった存在を傷つけることが分かっていても尚、この選択をしたのだ。それもまた、三日月なりの忠義であるのだと。
ならばデュースは、それに応えてやらねばなるまい。

意識してゆっくりと息を吐きだす。簡単に整わないことに自身の呼吸が乱れていたことを自覚した。再度深く息を吸い、目を伏せる。
身体の自由が己の支配下に戻ってくる。利き腕に力を込め、力尽くで刀を下方に引く。すると面白いほど簡単に蔦は斬られ拘束が緩んだ。本来、日本刀というものは力ではなく重さで切るものである。切れ味が凄まじいが故に力など必要ないのだ。触れれば切れる、まさにその通りに。
勢いあまって自身の体を傷つけぬよう刀身を動かしていく。徐々に身体の周りに空間が開いた。四肢の可動域を確認し、グッと歯を食いしばった。そろそろ頃合いだろう。

自身の能力を補助する術言を唱える。
そして、デュースはあらん限りの力を込めて右足を振り切った。







不気味にざわめく藤から十分に距離を取ったクルーウェルたちは、その全貌が視界から消えない位置を保ちながら様子を窺っていた。

「ど、どどどどうすんだよどうすんだよ! なあ堀川愛染どーしよ、ぶっちゃけ一番何とか出来そうだったのアイツじゃん!?」

非常にうるさい。わあわあと喚く立葵にクルーウェルは顔をしかめる。冷静に見えるその表情の奥では様々な化学式が飛び交っていた。
いの一番に浮かんだのは粉塵爆発で一角を吹き飛ばすことだった。中々に過激である。しかしそれではデュースの身も危うい。その案は彼の脳内ですぐさま却下された。努めて平静を保とうとしているクルーウェルだったが、少なからず動揺していたのだ。

「……ん?」

立葵を宥めていた愛染がふと怪訝そうに目を細めた。周囲を見回し、とある一点に視線を向ける。──デュースが呑まれた箇所だ。
その様子に気づいた堀川は立葵の言葉を遮り静まらせ、次いで同様にそちらを見やる。
一点を見つめる二振りの視線を追って、立葵もクルーウェルも顔を動かす。自然と沈黙が落ち──そして彼らの耳にも聞こえた。
ガッガッ、ガツン、と響く鈍い音。蔦が密集している一部が揺れた。その拍子に揺れる花房。振動が樹木全体に及んでいるかのようだった。絶え間なく断続的に続く音と揺れ。その間隔が短くなっていく。そしてついに音の出所と思しき場所がミシリと軋んだ。
一拍の静寂の後、バキャッと音を立てて樹木の根本が割れた。一部の木片が吹き飛ぶ。

「──、────、──、」

ぼそぼそと微かに聞こえる人の声。次いでまた鈍い音と共に木の裂け目が広がっていく。
次いで、勢いよく人の足が出てきた。暗い色のローファー。ハッとクルーウェルが息を呑む。デュースのもので間違いなかった。

「仔犬っ!」

歓喜の声を上げたクルーウェルの横で、立葵が唖然と大口を開けてその様子を見ていた。

「──っしゃオラァ!!」

怒号一発、気合十分。勇ましい声と共に蔦をかき分けてデュースが姿を現した。一歩踏み出した瞬間バランスを崩しふらりと傾いだ。しかしすぐさま体勢を立て直し藤から距離を取る。多少のふらつきは見えるが問題はなさそうだった。普段より顔色は失われているが、現状においては些事である。
身に纏っている民族衣装の模様が消え、色が若干色褪せていることくらいしか変化が無い。

堀川の顔が盛大に引き攣る。アレに呑まれて生気も魂も身体の何もかも、一つとして損なうことなく五体満足で戻ってきた。霊力がそがれているようだがそれだけだ。過去に審神者だったであろうあの男、本当に人間なのだろうか。そんな疑問すら浮かぶ。
……そんなことを思われていようがデュースはまごうこと無く人間である。
こうして無事に生還できたのは偏に三つの要因からだ。霊具の存在、身に纏った防衛力の高い民族衣装、そして三日月からの手助け。なお、霊具のほとんどは核が砕けるか罅が入っていた。

「仔犬っ!」
「あー、先生、すんません下手打ちました」
「謝罪など後だ! 怪我は、不調は? 意識はしっかりしてるな?」
「問題ないです」

矢継ぎ早に繰り出される問い。普段の余裕に満ちた様子からは考えられない程、クルーウェルは狼狽を露にしている。
ぱしぱしと目を瞬かせたデュースはほんの少しだけ目元を和らげた。しかしそれもすぐさま感情を抑えた顔の下に押し込められる。
若干引いている様子の一人と二振りに顔を向け、デュースは端的にこう告げた。

「皆さん、とりあえず全速力でここからはなれてください。──雷を落とします」
「え、何、イカズチ? ぴかごろどっしゃーんの?」
「えええ!?」
「はい?」
「そのイカズチで間違いないです」

同じように自国語でクルーウェルに告げれば眉を吊り上げて見据えられた。

「なんだと?」
「言葉通りですよ、藤の木に落とします」

クルーウェルの脳裏にディアソムニア寮長の姿が浮かんだが即座に打ち消す。魔法が使えない状況下でどうやって雷を発生させるというのだ。比喩だろう、と。そう考えた。
デュースに急かされるまま二人と二振りは藤からなるべく距離を取り外壁に寄る。背にその足音を聞き、デュースは一人真反対の方向へと駆けだした。

生きた藤に止めを刺すにはどうしたらよいか、蔦から抜け出す間ずっと考えていた。
どう考えても幹を切るのは蔦に邪魔をされるため無理だ。生木を燃やすのは手間がかかる。ならば何が一番早いのか。導き出された方法が雷を喚び樹木に落とす、というもの。先ほどはシレッと告げたが、少なからず危険を伴う方法だ。何しろ防御のタイミングに失敗すれば自身も巻き込まれる可能性だってあるのだから。
だがそのリスクを負ってでもデュースはこのまま実行に移すつもりでいた。自分ならできる、などという驕りではない。ただ、その方法を持ち得ているのがデュースだけだった。というそれだけのことだ。
藤に呑まれる直前には木乃伊を傷つけることを躊躇ったとはいえ、時として割り切らなければならない事もある。今がまさにその時だった。

「伏して願わくは──」

蔦を打ち払い唱えるのは雷を召喚する術言。駆けるその足取りに迷いはない。デュースは知っているのだから。この藤の根本が、どこにあるのかを。
陰陽道に通じ術を行使するという事は、神仏のみならず自然の力を借りることとほぼ同義。己の霊力のみで物事を成しているわけではないのだ。魔法とはその仕組みが違う。
前々世、そして過去生の記憶を得てからの陰陽道に通づる者として。今出来うる限り最大限の知識と力を振り絞り、術の下準備をしていく。
それがデュースの出来る、彼らに対するせめてもの手向けであり餞である。

花房と葉の幕をくぐり、根元に滑り込み、瘤が出来ている幹に札を一枚ぺたりと張り付ける。そのまま花の天幕を走り抜け十分に距離を取った。
一拍の後、デュースは腹の底から叫んだ。

「──急々、如律令!」

まばゆい光が空を走る。時間遡行軍が招いた紅い雷とは違い真白い稲光。次の瞬間、雷鳴が轟く。瞬きの間に雷は天から地に落ち藤の木を真っ二つに裂いた。
藤の木は生きている。幹に、蔦に、葉に水分を含む。簡単に燃える事は無い。しかし雷が落ちればひとたまりもない。──そして、本丸もまた生木とは違った。木くずに引火し徐々に炎が燃え上がる。ぱちぱちと音を立てて天に向かって立ち上る紅。
こうして不気味に蔦を伸ばしていた藤は炎にまかれたのだった。





燃え盛る木々と本丸。その光景を前にクルーウェルは頬を引き攣らせた。
彼の頭を占めるのは眩い稲光と耳をつんざく轟音。落雷が落ちた場所から多少の距離があるとはいえ、それでも近距離に分類される。魔法ではなく自然の雷をこうも間近に見ることになるとは露にも思っていなかったのだ。
雷を落とす、それは比喩なのだろう、と。だがデュースはまさかの魔力無しで実際に雷を召喚してのけた。彼の中で常識がガラガラと崩されていく。あまりの事態に行き場のない感情を持て余し、拳を固く握りしめた。
何という過剰な攻撃力。何というスピード解決。わなわなと拳を震わせるクルーウェルからは少し離れた場所で、立葵は自身の刀剣に両脇を固められながら呆然と口を開いた。

「……いや、いやいやいや、こんな解決法アリ? ごり押しすぎねぇ? え? えええ?」

何が起こったのか立葵は全く理解できていない。お目目ぐるぐる状態で燃え盛る本丸跡地を見ていた。呆然と呟くが誰からの返答も得られない。
その横で堀川と愛染はドン引きしている。歴代の持ち主の中にも、歴史上で見てきた人間の中にも、ここまで思い切りの良い破天荒は稀だった。……そもそも大方が武人であり術者ではないため少なくとも雷を落とす人間はいなかった。
歴代の持ち主たちと比較され、更にはちょっぴり引かれていることなど露知らず、デュースは後始末に奔走している。


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2020.12.23.支部にも投稿しました
2022.1.15.別館サイトに掲載

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