『天雅、トバリの神話は知っている?』




「トバリの神話って…………確か、剣を手に入れた若者の話だろ?」





『そう…………そしてその神話には、続きがあるの』




「え…………?」



『今からそれを話すわ………………』



エムリットはそう言うと、静かに語り始めた











それから

つるぎを すてた
わかものは


むやみに ぽけもんを
ころさなくなった







それからしばらく
へいわなひびが つづいた





しかしあるひ



じゃあくなこころを
もった にんげんが

じかん と くうかんを
てにいれた




せかいが
こわれはじめた






わかものは
みずうみの さんびきに
たすけをもとめた





ぽけもんたちを
すくうために






そのまなざしに
みずうみの ぽけもんは
こころ うたれた




そして わかものに



つるぎと


それにはめる
こころのけっしょうを
さずけた






そして
みずうみの ぽけもんは
こう いった






てんがんざんの
ちょうじょうへ ゆき


その つるぎで
あかいくさりを
たちきり



じかん と くうかんを
すくいだせ と









わかものは
いわれたとおり
てんがんざんへ いき




あかいくさりに よって
あやつられた

じかん と くうかんを
すくった







すると

こわれかけていた
せかいは もとにもどり



ふたたび へいわが
おとずれた







そのあと
わかものは
こくびゃくのきし と
よばれるように なった









そして きしは ねがった


じぶんが しんだあとも
ぽけもんたちを
まもりたいと






そして ねがいは かない


きしは なんども
うまれかわった
















ぽけもんを まもるため













「『黒白の騎士』って……………前に、アグノムが言ってた」




『そう、君の事だ』



アグノムがそう言うと、天雅は目を見開き一瞬固まった




「え?………待てよ、まさか俺が…………若者の生まれ変わり!?」



『そうよ、アナタは……………「黒白の騎士」』



「ち、違うっ!俺は『黒白の騎士』なんかじゃ無い!!…………………俺は『天雅』だ!」


天雅は必死になって言うと、エムリット達はそっと寄り添う




『そう………アナタは天雅、でも「騎士」の魂を持っている』



「『騎士』の、魂………?」




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