「なっ!『シャドーボール』をまともに受けたのに!?」
「ムクホークはノーマルタイプを持ってるからな、ゴーストタイプの技は無効だぜ?」
「くっ…………」
「こうやって攻撃を防ぐのも、ダブルバトルならではだからな」
天雅はそう言うと、いつもの如くニヤリと笑ってみせた
「何やってるの、マーズ!スカタンク『つじぎり』!!」
相手の攻撃を躱したのも束の間、今度はジュピターのスカタンクが飛び掛かる
「駿羽!炎神を掴んで空へ!!」
「オッケー!いくよ炎神!!」
「頼む、駿羽!」
駿羽は炎神の肩を掴み、そのまま空へ飛び上がって『つじぎり』を避ける
「なかなか上手く躱したわね」
「避けただけじゃ、無いぜ?」
「えっ!?」
ジュピターの言葉に天雅はニヤッっと笑い、上空を飛ぶ駿羽に叫んだ
「駿羽『そらをとぶ』!!炎神『かみなりパンチ』!!」
天雅の声を聞き、駿羽は速度を付け急降下する
そして炎神の肩を放すと、一気にブニャットに突っ込む
そして炎神は、落下のスピードを利用して『かみなりパンチ』をスカタンクに叩き込んだ
「ブニャット!!」
「スカタンク!!」
駿羽と炎神の攻撃を受け、ブニャットとスカタンクは地面に叩きつけられた
「よっしゃあ!次で決めるぜ……………………っ!!?」
その時、凄まじい叫び声が遺跡中に響き渡った
「なっ…………何だ!!?」
天雅は突然の事に動揺するが、マーズとジュピターは興奮したように遺跡の奥を見た、すると
空に紫の雲が立ち込め、あっという間にテンガン山の上空を覆ってしまった
そしてまた、辺りに凄まじい叫び声が響く
「遂に…………アカギ様がディアルガとパルキアを、呼び出したわ!!」
嬉々として叫ぶマーズは、聞いた事の無い名前を口にした
「ディアルガ?……………パルキア?……………一体何だ」
天雅が呆然としていると、三度目の叫び声が聞こえ
遺跡に巨大なポケモンが二体、出現した
そしてその近くには、赤い鎖を持つアカギの姿が見える
「さぁ!時間の神・ディアルガ、空間の神・パルキア……………その力を今、私の為に使え!!!」
アカギがそう叫ぶと、ディアルガとパルキアは声を轟かせ、様々な色が混ざった光を四方に放った
「ヤバい!!早く止めないとっ!!!」
天雅はアカギの持っている鎖を破壊しようと駆け出すが、すかさずブニャットとスカタンクが飛び掛かる
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