六匹の攻撃により、『ときのほうこう』は完璧に軌道を逸らされた



「よし、今のうちに………!」



『ときのほうこう』が逸れたのを見て、天雅は走る速度を上げてディアルガの元へ向かう




「とりあえず、防げたか……………………!!?」



強羅がそう呟いて、ふとパルキアに目を向けると……………パルキアの肩にある宝石が光り始めていた



「あれは……………!『あくうせつだん』の構え!?」



しかもあろう事に、パルキアの視線は天雅に向いている



「ヤバい!天雅っ!!!」



「強羅っ!?」



強羅は擬人化し、全速力で天雅を追い掛けた



一方、パルキアの近くにいたエムリット達もそれに気付き、顔から血の気が引く


『パルキアが天雅を!!』



『マズイ!天雅を守らないと!!』



『行きましょう!!…………っ!!?』



その時、パルキアの尾がユクシーに叩きつけられユクシーは落下していく



『ユクシー!?うわあぁ!!!』



続けて隙を見せたアグノムも、パルキアに尾を叩きつけられ落ちてしまう



『ユクシー!アグノム!…………しまった、天雅が!!』



エムリットが気を取られている間に、パルキアの肩には膨大なエネルギーが収束していた



「よし……もう少しっ!」


そして、もう剣に手が届きそうな距離にいる天雅に、エムリットはあらんかぎりの声で叫ぶ






『天雅逃げてぇっ!!!』



「エムリット!?なっ…………!!!」



エムリットの叫ぶ声が聞こえ上を見上げると、パルキアが『あくうせつだん』を放った




「天雅ーーーっ!!!!」



その時、強羅が天雅を庇うように抱き締めた



「強羅っ!!!」



次の瞬間、『あくうせつだん』の光と衝撃が二人を包む


ポケモン達は一斉に叫ぶが、それも轟音によって掻き消されてしまった………








―――――――――
―――――






…………あれ、痛くない



…………暖かい



…………もしかして、俺




…………死んじゃった?






「天雅………………天雅」



………この声、強羅?



………強羅も俺を庇って………一緒に?






「天雅……………目を開けろ!」




…………え?まさか俺達



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