「ではこれより、ジムリーダー・スズナとチャレンジャー・天雅による、ジム戦を始めます!!
使用ポケモンは三体、どちらかのポケモンが三体とも戦闘不能になった時点で試合終了です!それでは両者、ポケモンを!!」
「スズナの最初のポケモンは…………いっけぇ!ユキメノコ!!!」
スズナのボールから出たのは、ゆきぐにポケモン・ユキメノコ
「それじゃ、俺は………………頼むぜ武刀!!」
「はいっ!!」
「それでは、試合開始!!!」
審判の声が響き、二人のトレーナーと二匹のポケモンは同時に動く
「ユキメノコ!『れいとうビーム』だよ!!」
「避けて『サイコカッター』!!」
「はぁっ!!」
武刀は飛び上がって『れいとうビーム』を躱し、その体勢から『サイコカッター』を放つ
「ユキメノコっ!!」
ユキメノコは『サイコカッター』の直撃を受け、その勢いで後ろに飛ばされる
「凄いパワーね!だったらこっちは『あやしいかぜ』!!」
「うわぁっ!!」
「武刀っ!!」
ユキメノコの発する『あやしいかぜ』は武刀を襲い、ダメージを与えていく
「ゴーストタイプの技『あやしいかぜ』は、エスパータイプを持つエルレイドに効果抜群なんだから!!」
「くぅ…………っ!」
止む様子の無い『あやしいかぜ』に武刀のダメージが蓄積されていく、が
天雅は慌てることなく、ニヤリと笑い呟いた
「効果抜群な技だったら、こっちもあるんだよな……………『つじぎり』!!!」
天雅が指示を出した瞬間、武刀は凄い速さでユキメノコに近づき、刃を叩き込んだ
「しまった!!」
「悪タイプの技『つじぎり』…………苦手なゴーストタイプへの対策だぜ!」
天雅がそう言うと、スズナは顔を輝かせ叫ぶ
「すごい!でもスズナ達だって負けないんだから!!『あられ』っ!!!」
すると突然フィールドの気温が下がり、次に大粒の『あられ』が降り始めた
「痛っ…………」
容赦なく降り注ぐ『あられ』は武刀を襲い、少しずつだが体力を奪う
「武刀!大丈夫か!?」
「なんとか、平気でごさる………………っ」
「(『あられ』は暫くの間天候を霰に変える技………………しかも氷タイプ以外のポケモンは、ダメージを受けてしまう)」
この場合、武刀の体力が尽きる前に早めに倒すべきだが…………それが出来ない
何故なら天雅と武刀の視界から、ユキメノコの姿が消えてしまったからだった
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