「ユキメノコお疲れ様…………さっきは凄かったよ、天雅!」



「ありがとな、でもスズナ達の戦略にもかなり焦ったぜ?」



先程のバトルを思い出し、天雅は苦笑いを浮かべる



「それじゃ二戦目いくわよ!お願いね、グレイシア!!」



スズナのボールから飛び出したのは、見たことの無いポケモン



「グレイシア?…………えーと」



天雅バックから図鑑を取り出してグレイシアの方へ向けると、すぐにデータが表示された



『グレイシア・しんせつポケモン、イーブイの進化系
全身の体毛を凍らせて、針のように鋭く尖らせる。敵から身を守る手段』



「イーブイって、まだ進化系がいたのか……………」


「イーブイをグレイシアにするには、キッサキ付近にある『氷に覆われた岩』の側でレベルを上げるの」



「なるほどなー、じゃあ俺の二番手は……………………誠勇!お前だ!!」



「お任せ下さい!!」




「グレイシア対ルカリオ、試合開始!!」



「グレイシア、『あられ』の中に!」



スズナが指示をすると、グレイシアは今だに降り注ぐ『あられ』の中へと姿を消した



「ちっ、グレイシアの特性も『ゆきがくれ』かよ…………」



「天候を変える技は、その技を出したポケモンが倒れても効果が残るからね!」


先程のユキメノコと同じ戦法をとられ、試合の流れは早くもスズナが引き寄せる




「(でもバトルの間、ずっと天候を変え続けられる技は無い………つまり、天気が元に戻るまで耐えられるかが重要だ)」



「グレイシア!『アイアンテール』!!」



「こっちも『アイアンテール』!!」



グレイシアと誠勇、お互いの『アイアンテール』が同時にぶつかり合った



「そのまま押し切れっ!!」


「はいっ!!」



誠勇は頷くと、一気にグレイシアを弾き飛ばす



「グレイシアっ!」




「グレイシアがどれだけダメージを負ったかは見えない……………でも、鋼タイプの技は効果抜群だろ?」



「やっぱり接近戦ではルカリオの方が上ね、それなら次は…………『ふぶき』!!!」




「避けろっ!!」



「無駄よ!逃げられないわ!!」



「ぐあっ!!」



誠勇は避けようとするが、猛烈な『ふぶき』はあっという間に誠勇を追い詰め、ダメージを与える



「今のは確実に避けたと思ったのに……………!」


「この技は威力が高い代わりに命中率が低め、だけど『あられ』が降っている間は必ず当たるの!!」



「マジかよ……………!」




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