「ギラティナ、久しぶりだな!!」
「あぁ、会いたかった……………天雅」
ギラティナは愛しそうに天雅の名前を呼び、眼を細める
「そう言えばギラティナ、お前のその姿………………槍の柱で会った時と少し違うな」
「そう、私は元の世界とこの世界では姿が変化する」
「そうなのか………………あっ!」
「どうした?天雅」
背中に乗っている天雅が突然声を上げたので、ギラティナは振り向いて訊ねる
「強羅達…………何処にいるんだろ」
「強羅、とは……………そなたの仲間だったな?」
「あぁそうだぜ……………アイツら、大丈夫かな?」
天雅が心配そうに呟くと、ギラティナはその大きな体を宙に浮かべた
「ならば、捜しに行こう」
「え、いいのか?ありがとうギラティナ!!」
天雅の顔に笑顔が戻ると、ギラティナは少し頬を赤くして
「天雅の為なら……………喜んで」
そう言って、宙を滑るかの様に飛んだ
一方天雅を追って来たポケモン達は、別の場所に倒れていた
「うっ…………此処は」
「…………な、何なの此処ー!!?」
驚いたのは駿羽だけでは無い、強羅を含めた他のポケモン達も、自分が今いる場所に驚きを隠せずにいた
辺りを見回すと、岩が宙に浮いていたり、道が横向きになったり、滝が逆さまに流れたりと
現実ではあり得ない光景が広がっている
「天雅殿は、いったい何処にいるのだろう」
「じゃあ俺、調べて来るよ!」
駿羽はそう言って原型に戻ると、翼を広げて飛び立った……………が
突然駿羽の目の前に、背の高い木が生えて行く手を阻む
「うわわっ!?」
「駿羽!!」
ギリギリのところで駿羽は止まり、木に衝突せずに済んだ
「ホントに、どうなってんの…………?」
「だが、あの様子では駿羽に頼るのは無理そうだ」
「それなら、地道に捜すだけだ」
「そうでござるな!」
こうして、ポケモン達は天雅を見つけるため歩き始めた
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