「出来ることなら、いつまでも一緒にいたい…………天雅」




「あ…………ギラティナ」


あまりにも切ない声に天雅の気持ちが揺れた、その時……………



「天雅っ!!?」


「強羅…………!!!」



聞き慣れた声がして振り返ると、強羅が駆けてくる姿が見えた





「強羅!!………うわっ!?」


天雅は急いで強羅の方へ向かおうとするが、突然ギラティナに抱きすくめられる





「ギラ、ティナ…………!?」



「行くな………………天雅っ」




「なっ!?アイツ…………!!」



それを見た強羅が黙っているワケも無く、急いで天雅の元へ駆け寄った



「おい、お前……………天雅を放せ」




「嫌だ、と言ったらどうする?」



「!!?」



ギラティナの予想外の言葉に天雅は眼を見開くが、強羅は静かに言い放つ




「それなら、取り戻すまでだ……………」




「ま、待ってくれ強羅!………ギラティナ、どうして!?」





「我は元の世界が壊れ始めた時しか、ここを出られぬ……………我がそなたと共に居られるのは、この世界だけなのだ…………っ」




「だからと言って、お前が天雅を縛る権利は無い!!」



強羅が本気でギラティナに掴み掛かろうとすると



「強羅……………やめろ」


天雅は静かに制止させる



「ギラティナ、お前が寂しいのは分かる………でも俺、行かなきゃ」



「天雅……………」





「ごめん………ごめんな、ギラティナ」



天雅は何度も謝り、ギラティナに抱き付いた




「もし自由なら、このような世界など捨ててもいいっ…………そして何処までも、そなたと共に行くのに…………!」



苦しげに言うギラティナの頬を、一筋の涙が伝った




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