「お前は、本気でそう思っているのか?」
アカギが訊ねると、天雅はきょとんとするが
「友達つくるのにも、やりたい事やるのにも、歳なんて関係無いだろ?」
と、あっさり言い切った
「楽天的だな…………………私には、そんな考えは最早無理だ」
しかしアカギには納得出来ないらしく顔を背けるが、天雅は突然アカギの服を引っ張った
「グタグダ言ってねぇで、友達欲しいのか!?欲しく無いのか!?」
なかなか答えを出さないアカギに天雅はイライラしたのか、単刀直入に迫る
すると、アカギは戸惑ったような顔を見せて言った
「私は、そういう事は知らない、だから……………………お前が私に教えろ」
「…………………は?」
いきなりの事に、天雅はポカンと口を開けてつっ立った
「何だ、その顔は」
「え、あの…………どういう意味?説明プリーズ」
「お前が、私の友になれ………………と言っている」
顔色を変えずに、しかも命令口調で言うアカギを、天雅は穴が空くほど見つめたが
次に、微かに笑いながら手を差し出した
「………………?」
「ほら、握手」
そう言って手をズイッと出すと、アカギはそれに応じて天雅の手を握った
「よろしくな、アカギ!!」
「…………………あぁ」
眩しいほどの笑顔で言う天雅に、アカギはぎこちないながらも返事をかえした
「それと、これからは天雅って呼んでくれよな!」
「………………努力する」
「おう!………………………ところで、ギンガ団の方はどうだ?」
「今のところ、活動の目処は立っていない」
天雅は少し真面目な顔になって聞くと、アカギはため息混じりに答えた
「言っとくけど、ギンガ団がやった事…………………正直、俺はまだ許せてない」
「…………………」
「でも、今までの事を償おうとするなら………許すぜ」
ぽつりと呟いた言葉に、アカギは天雅を見た
「どうやって償うかは、自分達で答えを出せ……………じゃなきゃ、意味無いしな」
「分かった……………………今後の方針を、幹部と検討する」
「ん、そうしろよ」
天雅が笑って答えると、アカギはふとある事を思い出す
「そう言えば先日……………ギンガ団内で、お前のファンクラブが出来たという話を耳にした」
「ファンクラブ?」
「団員の9割以上が登録したらしい」
淡々と喋るアカギとは反対に、当の天雅は何も知っていない為、いまいち話に付いていけない
「因みに聞くけど、ギンガ団員て全部で何人?」
「本部・支部を合わせ、約600人だ」
「600だぁ!!?」
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