「冥竜、ってまさか………………お前、ギラティナに会ったのか?」



『破れた世界』という言葉から、永久はギラティナの事だと確信し、天雅に聞くと
天雅は黙って、小さく頷いた




「ギラティナに…………………そうですか」



「頼む!…………『創世主』に会わせてくれ!!」



天雅はそう言うと、心空と永久に頭を下げて頼んだ




「……………心空」



「えぇ…………………分かりました、貴女なら『創世主』も許してくれますよ」



すると心空はそう言って、いつもの様にニッコリと笑顔を見せてくれた



「あ………ありがとうっ!!」



「天雅さんの頼みですからね」



「それに俺達も、何でアイツが『破れた世界』に閉じ込められたのか…………………知りたいからな」



「お前達も知らないのか…………」




それを聞いて天雅は残念そうな顔をすると、永久が一つ注意をする



「言っとくが、あまり深入りはするなよ…………」



「何でだよ?」




「『創世主』は、あの時の事をまだ許していないようですからね…………」



そう言うと、心空も少し困った様に笑う



「それに、もしかするとアイツも呼ばれるかもな……………」



「え?」




永久の意味深な言葉に天雅は首をかしげるが、永久はただニヤニヤ笑っているだけだった




その後、朝食を済ませた天雅はポケモン達をボールに入れ、店を出て心空達と『槍の柱』を歩いていた




「そういや永久、『創世主』って何処に居んだよ?」



「ん、それはな………………………この上だ」



「は?」




永久は笛の模様が彫られた床の上に立つと、その上空を指差した



「………………『創世主』って、空にいんの?」



「いいえ………ほら!階段が降りてきましたよ」



「え?…………えぇっ!?」




心空の言う通り、何もない空から突如階段が伸びてきて、三人の前で止まった



「さ、行きましょう」



「あ……………あぁ」




「あー、かったりぃ………」




そして三人は、目の前にある空に続く階段を上り始めた


階段を上り切ると、そこには真っ白な扉がたたずんでいた



「では、入りますよ」


心空は一息置くと、扉に手を掛けてゆっくりと押し開いた




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