「お前ら、いちゃつくの止めてくれねぇ?」



すると、永久が不機嫌そうに横から口をはさむ




「私が愛する女神と共にいて、妬けたか?」



「…………っ!?」


どうやら図星だったらしく永久は顔を赤らめ、照れ隠しにそっぽを向いた



「永久、顔赤いぞ?」



「熱でもあるんでしょうか?」



しかし、鈍感な天雅と天然な心空は、永久の様子にハテナを浮かべるだけだった


「ざまぁ無いな、永久?」



「うるせぇ天元!!」



その間に天元は、ニヤニヤ笑いながら永久をからかって遊ぶ



「じゃあ俺……………行くぜ!!」



そんな様子に少し後ろ髪を引かれる思いだが、天雅は決意を固めて言った



「リーグ戦、絶対勝てよ!」



「応援、必ず行きますね!!」



「天雅……………そなたの幸運を、祈っているぞ」





「うん…………行ってくる!!」



笑顔を見せる三人に、天雅もいつもの様に笑って答えた



「んじゃ、俺もそろそろ行くか…………」



「天元?……………あっ」



すると、天元は初めて天雅の前で擬人化を解いた
そして現れたのは、白い四肢を持つポケモン




「それが……………天元の本当の姿」



真っ白なその姿は、まさに神と呼ぶに相応しい




「じゃあね!神子ちゃん!!」



そして天元は、まるで其処に道があるかの様に空を駆けて行く





「永久・心空・冥竜・天元………………行ってきまーすっ!!!」



天元が空の彼方に駈けていくのを見て、天雅も元気よく走りだした




「なぁ皆!リーグを制覇したら、また此処に来ようぜ!!」



天雅は走りながら、ボールの中のポケモン達に向かって話す



「そうでござるな!」


「賛成ぇ〜」



「必ず戻って来ましょう!」



「そしたら、また一緒に過ごそうよ!!」



「みんな、家族みたいなものだからな!」



「第二の故郷が出来たな……………天雅」




「必ずシンオウ最強になって、帰って来ようなっ!!!」





天雅の言葉に、ポケモン達は力強く頷き闘志を燃やす




その熱い想いを胸に、シンオウ最強と言う頂点へ駆け上がって行く!!




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