「破山!そのまま『じしん』だっ!!!」
「オッケー!」
すると破山は、ハッサムと競り合いになったまま尻尾を振り下ろし、地面を揺らす
「しまった!ハッサム!!」
競り合いしながらの『じしん』をハッサムは躱す事が出来ず、ダメージを受ける
「ハッサム、一度距離をとるんだ!!」
リョウは一旦、ハッサムに破山から離れるよう指示をする
「『でんこうせっか』から『メタルクロー』!!」
そしてリョウの指示で、ハッサムは『でんこうせっか』を繰り出し、そのスピードのまま『メタルクロー』で攻撃する
「うわっ!?」
「破山!!」
弱点である鋼タイプの技を受けて、破山は一瞬よろめく
「いいぞハッサム!連続で『メタルクロー』!!」
「『かわらわり』で防げ!!」
すると間一髪のところで片方のハサミを防いだが、その程度でリョウは動じない
「片方を防いでも無駄だよ!『メタルクロー』を続けろ!!!」
そしてハッサムは、もう片方のハサミで破山を攻撃し始める
だが天雅は、そこでニヤっと笑って見せた
「こっちも、片手空いてるぜ………………『がんせきほう』っ!!!」
「なっ!!?」
天雅が叫ぶと、破山は『かわらわり』と反対の手で『がんせきほう』を放ち、ハッサムを吹き飛ばした
「ハッサムっ!!!」
しかしハッサムはリョウの声に応えられず、目を回して倒れていた
「ハッサム戦闘不能!ドサイドンの勝ち!!」
「いいぞ破山!!」
「ま、当然でしょ」
あれだけの攻撃を浴びたにも関わらず、破山はまだ余裕そうに立っている
「お疲れ様ハッサム、じゃあ僕の二体目は…………ドラピオンっ!!!」
「ドラピオン、か……………破山!まだいけるか?」
「もちろん」
天雅が聞くと、破山は振り向いて余裕そうな笑顔を見せる
「じゃあ頼むぜ!!」
「ドラピオン対ドサイドン、試合開始!!」
「ドラピオン先手必勝だ!『こおりのキバ』!!!」
先に動いたドラピオンのキバに冷気が集中し、そのまま破山に噛み付いた
「ぐぁっ!!」
「ヤバい!弱点つかれた!!」
「効いてるみたいだね…………ドラピオン!『シザークロス』!!」
リョウは休む暇も与えず、破山へ攻撃を仕掛ける
そしてドラピオンの『シザークロス』は、破山へと直撃した
「いくらドサイドンでも、そろそろ限界なんじゃない?」
リョウはそう言うと、勝利を確信したように笑う
すると天雅達は………
「はっ……………舐めんなよ?」
「この程度の攻撃で、僕の防御が破れるワケないでしょ?」
天雅は不敵な笑みを浮かべ、破山はそう言い放つ
「破山!『ドラゴンダイブ』!!!」
そして破山は、のしかかる様にしてドラピオンに『ドラゴンダイブ』を決める
「そんなっ!!」
「破山!『じしん』だ!!!」
「毒タイプが僕に勝とうなんて………百年早いよっ!!」
破山は叫び、フィールド全体に『じしん』を起こす
弱点の地面技で攻撃されたドラピオンは、耐え切れずに力なく倒れた
「ドラピオン戦闘不能!ドサイドンの勝ち!!」
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