「はぁ…………」


「大丈夫?お兄ちゃん」


「あぁ………だ、大丈夫」


「(残酷だな、子供は………)」


旅立ちの日からため息が絶えないまま次の町に向かっていたが、そこで強羅が核心に触れてくる


「天雅、あの結晶…………持っているつもりか?」

天雅にとっては恐らくあまりプラスにならないであろう預かり物だが、本人は今さら考えを変えるつもりは無いらしい


「言っただろ、俺には断れないって………それに、どんな話聞こうが俺は決めた事をやり通す………知ってるくせに」


「そうだったな………」


「それに俺は直接エムリットに触れてないし、頼み事する奴の感情無くすなんてありえねーって…………だからさ、心配すんなよ?」


「あぁ、分かった」


何だかんだで予想通りでもある答えに強羅は微かに笑い天雅の頭を撫でる、すると天雅は嬉しそうな顔で一言礼を言った


「…………っ!!」


「あれ?強羅お兄ちゃん顔赤いよー?」


天雅の突然の不意打ちに対し赤面する強羅と、「?」が頭の上にある炎神


「(アレは、反則だ……)」


「どーかしたかー?強羅」


「何でも、ない………」


「?」


赤面竜と純粋子猿、格闘少女の旅は続く…………


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