天雅が強羅の名前を叫ぶと、次の瞬間会場に嵐の様な歓声が響いた
『ガブリアス戦闘不能、ギャラドスの勝ち!よって勝者はチャレンジャー・天雅ーーっ!!!』
「強羅ぁっ!!!」
「天雅…………っ!」
「強羅、ありがとう!本当に……………本当にありがとうっ!!!」
天雅は強羅に抱き付き、強羅は擬人化して天雅を抱き留めた
「俺っ……………すっごく嬉しいよ…………っ!!!」
強羅に抱き付いたまま、天雅の瞳からは涙が幾つも流れた
「せっかく勝ったんだから、泣かなくても良いだろ?」
「これはっ……………嬉し涙なんだ!今泣かないで、いつ泣くんだよ………っ!?」
涙を零して必死に言う天雅を、強羅は優しく撫でて囁く
「確かにな…………………でも俺は、笑っている天雅の方がずっと好きだ」
「……………強羅」
「だから、笑ってくれよ?……………天雅」
強羅にそう言われると、天雅は下を向いて涙を拭い
「あぁ、強羅………!」
次に顔を上げると、涙の無い、いつもの美しい笑顔を見せた
その笑顔に、会場は割れんばかりの拍手と歓声に包まれ
ポケモンリーグ・チャンピオン戦は幕を閉じた
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