パーンッ!!!




「うぎゃっ!!?」



天雅が家に入ったその瞬間、突然クラッカーが鳴り紙吹雪が舞った



「お帰りなさい!天雅さん!!」


「やっと帰って来たか天雅!」


「お帰り、天雅」



そのクラッカーを鳴らしたのは、天雅がよく知るあの三匹



「永久・心空・冥竜!!!」



「お久し振りです、皆さん!」



天雅が驚いて叫ぶと、心空は相変わらずの爽やかスマイルで挨拶する



「お前達、何で此処に…………」



「んなの、天雅を祝うために決まってんだろ?」



思い切り紙吹雪を浴び、唖然とする強羅に、永久はニカッと笑って答える



「祝うって何を?」



「もちろん、ポケモンリーグ制覇のお祝いですよ!」



「リーグ戦、見ていたぞ天雅」



「えっ!ホント!?」



「あぁ、そなたは戦っている時も………美しい」


冥竜は天雅に微笑み、この上なく優しい声で囁く



「ちゃっかり口説いてんじゃねーよ、冥竜」



その様子を見て、永久は面白くないとでも言いたげに呟く



「嫉妬は見苦しいぞ?永久」



「………ふんっ」


冥竜がクスリと笑って涼しげに言うと、永久は顔を赤らめ拗ねた様に背を向ける


「じゃあこれから、お祝いの準備をしましょう」



「あ、なら俺も………っ」


そう天雅が言いかけると、永久が突然天雅の頭をわしゃわしゃ撫でた



「うわっ!!いきなり何すんだよ永久!?」



「あのなー、祝いの主役はお前だろ?だから………俺達に任せとけ!」



永久は天雅を撫でながら、見事なウインク付きでそう言った



「じゃ………お言葉に甘えようかな?」



天雅がそう言ってニコリと笑顔を見せると、ポケモン達は顔を見合わせる


「それじゃ、張り切って準備しますね!」



「俺も手伝うー」

「俺もっ!!」



駿羽と炎神は心空の後に続き、他のポケモン達も賑やかにお祝いの準備を始めた



「そう言えばさー、心空」


「はい、何ですか?」




「お前達、どうやってこの家に入ったの?」




…………………間



「い、言っとくが!断じてピッキングとかはしてねーからなっ!!?」



「じゃあ、どうやったんだ?」



「それは…………っ」



「私の空間移動を使ったんですよ」




にこにこにこにこ




「あ、そうなのか!なら良いや」



「(いや、それも完璧に不法侵入だろ……)」


心空の爽やかスマイルは、説得力をアップさせる効果がありました



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