―コトブキPC―
「すいませーん!コイツお願いします!」
コトブキのPCに着いた天雅は、すぐさま気絶したポケモンを預け一息つく
「ふー、これで大丈夫か?」
ポケモンがジョーイとラッキーに運ばれていく後ろ姿を見ていると、背後から聞き覚えのある声で話し掛けられた
「もしかして、天雅君かね?」
「えっ?あ、博士!」
振り返ってみるとそこには天雅がマサゴタウンで知り合った、研究者のナナカマド博士がおり
数日ぶりの再会に、天雅は歩み寄って挨拶をした
「どもッス、ナナカマド博士!どうして此処に?」
「少し用事があってな、それで天雅君はもうジムバッジをゲットしたのかね?」
「実は……クロガネに向かう途中で、怪我した野性のポケモンを見つけて一度コトブキまで戻って来たんス」
「ほぅ、しかし傷付いたポケモンを助けるとはいい事をしたな………そうだ、折角だからこれを君に預けてみよう」
自分達のジム戦より野生ポケモンの保護を優先した天雅に、ナナカマド博士は感心した様子で鞄の中から何かを取り出す
「それは?」
博士が取り出したのはクロスの形をした、シルバーのマグネットピアス
「これは一見普通のピアスだが、付けるとポケモンの言葉が分かるようになる」
「えっ!?じゃあこれ付けてれば、原型のままでも言葉分かんのか!?」
「うむ。まだ試作品だが大丈夫だと思う、それで君にこれを試してもらいたいのだが………構わんかね?」
ポケモンの言葉が分かる、その言葉を聞いて天雅は瞳を普段以上に輝かせてすぐさま答える
「もちろんOKッスよ!喜んで引き受けるぜ!!」
「そう言ってもらえてよかった、では私はマサゴに戻るとしよう。何かあったらいつでも連絡しなさい」
「サンキュー!博士!!」
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