「周りに誰もいなかったんだっ!!!」


「………………え?」


「だから!気付いたときには、俺は群れからはぐれてたんだよぉー!!!」


「……はぁ。強羅サン、俺こんなパターンどこか覚えがあるのですが………?」


「奇遇だな、俺もだ」


最近体験した事のある様なパターンにため息を吐く二人だったが、ぐずるような声がして振り向くとムックルがぼろぼろと涙を流していた


「へ?ム、ムックル?」


「う゛う゛〜〜〜ぐすっ、ふぇぇ」


「………そーだよな、仲間と離れて寂しいよな。よしよし、俺がちゃんと会わせてやるから泣くなって………な?」


寂しさで泣き出してしまったムックルを、天雅は優しく抱き締め撫でてやる


「ほ、ほんど………?会わぜてぐれる……?」


「あぁ、約束する……!」


顔をくしゃくしゃにして涙声になっているムックルと、天雅は笑顔で約束を交わす


「あ………ありがとう………」


するとムックルはその言葉に安心したのか少しだけ笑顔が戻り、しばらく天雅に抱き付いて過ごすのだった



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