「お邪魔しまーすっ!!!」
いきなり聞こえてきた大声に、その場にいたギンガ団達はドアの方を見やる
支部とはいえギンガ団のビルに挨拶しながら入ってきた命知らずは何者かと、警戒心を剥き出しにしながらだ
すると、そこにいたのは……………
「どうも!」
直視できないくらいの眩しいキラキラオーラを放つ、美少年だった
その少年を見たギンガ団達は、鼻血を吹いて力なく次々と倒れていく
「う、うわぁ……」
「じ、地獄絵図だ……」
「威力は健在みたいだな」
一瞬にして地獄と化したビルの内部に炎神と駿羽は恐れおののいているが、強羅は顔色一つ変えずに血に染まった辺りを見回す
「何あれ!マスターの必殺技!?」
「まぁ、そんなものだ」
「あれは最早兵器だぞ!大丈夫なのか!?」
「大丈夫なわけがないな」
「「怖ーっ!!!」」
炎神と駿羽は恐ろしさのあまり震えて抱き合うが、慣れている強羅はぺらぺらと殺人的なスマイルについて解説していく
「あれを受けた者は良くて恋煩い、最悪一生ストーカーだな。あれこそ天雅の最終兵器……」
「「もういい!もういい!!」」
「炎神、駿羽。お前達抱き締めあって………そういう仲だったのか……お幸せに!」
「「違うって!!!」」
自分達のトレーナーが笑顔で他人の人生を狂わせるという衝撃の事実に、二匹は思わず抱き合ってしまっていたが
天雅から生暖かい眼差しを受けて我に返ると、慌てて距離を置く
「つーかさ………」
「何だ?」
「これ、全部俺がやったのか………?」
天雅はそう言って、鼻血を流して倒れているギンガ団の山を指差した
「そうだけど……覚えてないの、マスター?」
「いや、覚えてるんだけど……俺にはこいつらがいきなり鼻血出して倒れていった様にしか見えなかったんだ……別に何もしてないのに」
「十分してるって……」
「マスターは、自分がどんなに恐ろしい事やったか分かってないんだね……」
「何のことだ? 」
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