天雅は一旦、抱き付いている炎神と駿羽から離れて強羅の前に立った
「…………………強羅も、ゴメンな……………」
「………………天雅」
「えっ…………あっ!」
突然強羅に腕を引かれ、次の瞬間には天雅は強羅に抱き締められていた
「き、強羅……………?」
「無茶な事はもうやめろ…………俺を頼れ、何の為に一緒に強くなったんだ……………?」
「強羅…………、……!」
その時、天雅は強羅の身体が震えている事に気付いた
「大丈夫だ、強羅…………俺は何処にも行かない。………………だから、心配しなくていいんだぜ」
天雅は優しくそう言うと、強羅を撫でてやった
すると、強羅は落ち着いたのか震えも止まり天雅から離れた
「そうだな…………」
強羅はそう言うと微かに笑った
その顔を見て、天雅は安心する
「それじゃあ、私はもう行くとしよう」
天雅達の様子を見ていたリオルは、背を向けて行こうとしたが…………
「あっ!待ってくれリオル!!」
天雅はあることを考え、リオルを呼び止めた
「ん…………何だ?」
「いや、まだお礼言ってなかったからさ………ありがとう、リオル。…………………それと」
天雅は言葉を続けた
「助けてもらっといてなんだけど…………俺、お前が気に入ったんだ!仲間に………なってくれないか?」
「っ!!!」
天雅の眩しい笑顔を見た瞬間、リオルは一気に真っ赤になった
「別に無理にとは言わないからさ、お前の好きに………「是非お供させてください!!!」……早っ!!!」
リオルは瞳をキラキラさせながら天雅に跪いた
「女神のように美しい貴方様となら、何処へでも参りましょう!!!」
「女神ぃ!?」
「……………」
「天雅様〜」
ハートを沢山飛ばして来るリオルと、黒モード一歩手前の強羅だったが天雅は少し悩んで
「それじゃ、よろしく頼むぜ…………誠勇(セイユウ)!!」
そう言って、リオルにボールを当てた
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