あとがき




子犬のワルツを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

本当にありがとうございました


本当の本当にありがとうございました!


この作品はかなり難産でした。

天然な夢主を書こうと思って書き始めた作品なのですが、管理人が天然でない分書きにくくて。
天然って何するの??
とかもう途中からわけわからなくなったり…(泣)


なので、しばらく書いていない日が続き…続き…続き…。


書き始めたのは2009/09/08だというのに、終わったのは2011/05/15という…(汗)

月日が違うどころか年月が違う。


3話で書くのを半ば諦めていたんです。

でも、中途半端は嫌だ!と地道にネタをかき集め拾い集め、書こうと思ったら気分が乗らず…と、うだうだうだうだして、こうしてやっと書き終えた作品です。

もう二度と天然キャラは書きたくない…いや、私には合わないと思いました。

3話目までの題名は弟が考えました。
小説は見せてませんが、『適当に題名考えて』と無茶ぶりしてみました。

あとは私が適当に。
こうして、ギャグなのか甘なのかイマイチわかんない作品になった上に、ラストは微妙に切なくできあがったというわけです。

本当に本当に本当に最後までお付き合いくださってありがとうございました。



ここまで読んでくださった、心がとても広く、そしてとてもお優しい方、
それでは、本当のラストをご覧下さい。










〜After that〜



名前たんが士官学校に帰ってから約3ヶ月…



「ねぇ、アヤたん今日来るべグライターって誰?まだ来ないの〜?」



「黙って待っていろ。」



アヤたんのいけず〜。



「それより…1時間の遅刻だな。」



やはり迷っているか。



そう聞こえたのか気のせいなのか、問い返そうとすると、勢い良く扉が開かれた。




「遅くなってすみません!もう迷わないって思ったんですけど、3ヶ月間を甘く見ていました!!本日よりアヤナミ様の正式なベグライターとして配属されました、名前=ウォーレンです!よろしくお願いします!!」



まるで初めて挨拶したときを思い出させるようなそれに、俺は頬を緩めた。


黙っていたなんてアヤたんも名前ちゃんも人が悪い。


でも、こういうのも悪くないかもしれない。


士官学校を卒業する前に名前ちゃんの父親を説得したのは無駄ではなかったらしい。

あの時は骨が折れるような思いをした。


今となっては懐かしく、いい思い出だけれど。



「おかえり、名前ちゃん♪」


「ただいま帰りました!!」



どうやら始めからやり直しらしい。
道を覚えさせるのも、また一からのようだ。


でも、オレたちの関係だけは続きからなのは間違いない。



オレは腕の中に飛び込んできた名前ちゃんを強く強く抱きしめた。


―Eternal live happily―

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