甘い甘い
ブラックホークで働いているというだけで、上層部から嫌味なほど押し付けられる…書類。
「…も、ムリ…少佐…後はよろしく……」
私は机に寝そべりながら、ペンを置いてギブアップ。
「えぇ〜。ヤだよ!飴あげるから頑張って。」
そう言って近づいてくるのは少佐の唇。
執務室でそんなことはできないと抵抗を試みたが、女が男の力に勝てるはずもなくそのまま唇が押し付けられた。
すると溶けかけの飴が私の口に入り込み、甘ったるい香りが口いっぱいに広がると、ヒュウガ少佐は満足げに唇を離した。
「甘い?」
「…あ、甘い…」
私は真っ赤になった顔を隠すようにして、一度置いたペンを握った……。
本当に甘いのは飴なんかより貴方とのキス…
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