a rainbow&smiling
『アヤナミ様のお手を煩わせるわけにはいきませんから』と、何とも先程から恥ずかしがっているヤツのセリフではない言葉を言った名前など知ったことではない。
自分で服くらい脱ぎます。と言った名前の服を問答無用で剥ぐ。
最初こそ、恥ずかしがりながら服を脱ぐ名前を見るのも面白いかもしれないと思っていたが、ちまちま…もぞもぞ…とやけにゆっくり、そして手も止めるから痺れを切らしたのだ。
ただでさえ昂ぶっているのにこれ以上焦らされてはたまったものではない。
「あ、あの、アヤナミ様、私は何をしたら…、」
メイド根性はここにきてまで発揮していた。
恥ずかしいくせに、無駄なメイド根性が名前を躍起にさせているのだろうが、最初なのだから大人しくしていればいいと正直思う。
「身を委ねていればそれでいい。」
とりあえず今日はな…、と心の中ではしっかりと呟いておく。
何かしたいというのならさせてやってもいいし、むしろさせてみたいとも思うが今日は我慢強く教えてやれる気が全くしない。
とにかくこの白い肌に口づけて撫で回して揺さぶって、心と体で思う存分名前を感じたい。
がっつくほど焦っているわけではないが、好きな女が自分の下で素肌を露にしているのだ。
興奮しないわけがない。
「で、でも…、」
そんな私の気持ちを知らず、名前はまだ口を開く。
あまりにもしゃべるから、その口を唇で塞いでやった。
大人しくなった名前の肩口から胸に手を滑らせる。
滑らかなその素肌の手触りが心地よい。
ふくよかな胸を強弱をつけて揉めば、名前は「んぅ…」と声を漏らした。
たったそれだけにも感情は昂ぶるばかりだ。
唇を離し、今度は首筋に舌を這わせる。
舐めあげて吸い上げれば白い肌に真っ赤な痕が咲いた。
その光景に気分を良くしていくつも首筋や胸元に散りばめる。
その際も胸を揉む手を止めることはしない。
唇は次第に下へと降りて行き、胸の突起に触れれば名前が「アヤナミ様…」と言いながらシーツをギュッと握った。
名前はシーツを握ったはずなのに、何故か心を掴まれたような気分だ。
「名前、痛くないようにしてやるから、少し力を抜け。」
肩を数回撫でてやるが、一度は力を抜いても、また胸に舌を這わせるとその体は硬直した。
キリがないと言えば元も子もないが、今すぐに力を抜かせる必要はないので愛撫に集中する。
胸の突起を口に含んで舌で転がす。
たまに吸ったり舌で押さえつけても、それはまたプックリと主張してくる。
唾液で濡れているそれを見ながら、今度は左手を腰から太ももの方へ滑らせた。
太ももから内太ももへ、それから秘部。
右手で太ももを持ち上げて足を広げ、内太ももの際どい部分にまで赤い痕を残した。
「ぁ、ア…ナミ、さ…」
名前の熱っぽい声が聞こえる。
甘い吐息を感じるだけで硬く主張するそれが脈打ち、上を向く。
焦らないように、名前が痛くないように軽く湿っているそこに指を一本入れると、ただでさえ締まっている中がさらに締まった。
「名前、力を抜け。」
「む、りです…ッ、」
名前の体はすっかり硬直しきっていて、湿っているだけの中で指を動かすと痛いのは目に見えている。
仕方ない、と両太ももを思い切り開いてそこに舌を這わせた。
「ッや!ぁ、いや…です、アヤナミ、さま…んっ、ふぁ、そこ、舐め…ヤ…」
やはりな。
名前のことだ、絶対に嫌がると思っていた。
だからできるだけ指で慣らそうと思っていたのに、力を抜かない名前が悪い。
メイド根性はこういうときくらいどこかに置いてくれたらいい。
尽くすということが当たり前の名前は尽くされるのが少し苦手だ。
苦手…というより慣れないという方が正しいのかもしれないが。
情事はどうしても女が受身だ。
いくら名前が尽くそうと思っていてもそれは途中まで。
最終的には、主導権はこちらにある。
それにこういう時くらいは主導権を握っていたい。
何だかんだと日頃は甘やかしてばかりだ。
秘部にできるだけ唾液を送ってやりながら舌と指で解すと、次第に潤ってきた。
名前も焦ったような喘ぎ声から、甘い吐息を交じらせるようになっていた。
そっと唇を離し、身に纏っている服を床に脱ぎ捨てた名前の服の上にこれまた投げ捨てて、すでにはち切れんばかりに大きく硬くなっているそれを秘部に押し当てた。
ゆっくりと秘部をそれで擦るとヌルヌルとしていて気持ちよく、吐息が小さくもれた。
一方、名前はまた身を硬くしたが、中はすでに十分すぎるほど濡れているので、額にキスを落とすとそのまま狭い中に挿れこんだ。
早く律動をしたいと思っている自分と、この感覚をまだ感じていたいと思う自分。
この中で早急に律動をしたらさぞ気持ちがいいのだろう。
だけど何だか少し勿体無い気がして、ゆるゆると腰を動かすだけにしておく。
ぴったりと絡みつくようにひっついてくる名前の中。
狭い中を押し広げるように入っていくその感覚を楽しむ。
そうしていると、名前の手が腕を掴んできた。
その手を握ってシーツに縫い付けてやる。
「痛くないか?」
「っ、ん…」
頷く名前の表情には快楽が浮かんでおり、珠のような汗がつと額を流れた。
ゆっくりと肌を打ち付けるスピードを速めていく。
名前の嬌声も次第に大きくなっていき、与えられる快楽に気が苦しそうなのか、身を捩っている。
動かれると挿入しにくいので、右手で名前の手を握り締めたまま腰を掴んでいっそう激しく揺さぶった。
「っぁ、ァ、ッ、ん…ぁ、あ…」
「名前、…」
高い名前の嬌声と水音を聞きながら、遠くにあった絶頂が近くにやってくる。
もう少し、もう少し…
そうしていると、名前は絶頂を迎えたようで四肢と中を軽く痙攣させながら達した。
そして喰いちぎられるかのような締め付けに、一瞬中に欲を吐き出しそうになったものの、急いで中から抜くと名前の下腹部に欲を放った。
(更に名前が愛おしくなった瞬間)
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