プリンス
プリンス
最近、俺に関わってくるある人に困惑している。
「プリンス! おはようゴザイマス!」
「わ、ちょっと……」
朝、挨拶がわりのハグとキスをしてきた彼女は、トルコ人と日本人のハーフのミオだ。
金髪碧眼の、きれいな顔だちをしている。
「プリンス、今日もカッコイイです」
「ミオ、日本ではハグとかキスはしないって言ってるじゃない」
何度も注意してるのに、ミオはいっこうにハグやキスをやめない。
それに俺を"プリンス"と呼ぶ。はずかしい。
「プリンス?」
「あー、ミオ。プリンスって呼び方、やめない?」
やんわりと言ってもミオにはそれがなんでかなんて分からないように首をかしげる。
「ダッテ、プリンスは私のプリンスデス」
いつもならここで俺がおれるけど、今日こそはと意を決して口を開く。
「あのね、ミオ。プリンスって呼ばれると、目立つんだよ。ただでさえミオの容姿は目立つから、余計に」
言えばミオは首をかしげて笑う。
「それはプリンスがカッコイイから目立つのですか? わかりました。アカアシと呼びマス」
なんだか変な風に解釈をされたけど、取り合えず俺は安堵して息を漏らした。
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千明さまリクエストです。
赤葦くんとトルコ人と日本人のハーフの転校生のお話です。
期待に添えたかわかりませんが、精一杯書かせていただきました。
リクエストありがとうございました!
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