先輩

先輩




バレー部の三年のマネージャーのミオ先輩はいじめがいがあるひとだ。

「せーんぱいっ!」

「ひぁあっ!」

後ろから近づき耳に息を吹き掛ければ、彼女はびくっ、と肩を震わせて俺を振り返った。

「二口くん!?」

「なんっす?」

にやにやと笑って言えば彼女はそれ以上はなにも言わなかった。ほんと、かわいい人だ。
ミオ先輩は気づいていないかもしてないが、俺は彼女が好きだった。



そんなある放課後。

「ミオ先輩……」

「えっ、二口くん?」

部活を終え、ミオ先輩を部室に呼び、押し倒した。

「俺、ミオ先輩が好きッス」

言って彼女の首筋に唇を寄せた。

「まっ、ひっく、」

服の上から胸をもみしだく。彼女はびくっ、と体をこわばらせ、泣きはじめた。
見下ろす彼女は俺を見ている。
ああ、もう。

俺は彼女から退く。

「ちゃんと、俺のこと。考えてくださいよ……」

ばつが悪くて頭をがしがしと掻く。ミオ先輩はそんな俺の頭を泣きながら優しく撫でた。


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千明さまリクエストです。
二口くんで、三年の夢主を襲うも夢主が泣き出し躊躇するお話です。
期待に添えたかわかりませんが、精一杯書かせていただきました。
リクエストありがとうございました!


160505