爆弾発言

(「違和感」続き)


爆弾発言




先日、霜月の相談に乗った。
だが結局、霜月の悩みが何だったのか俺には分からぬまま、霜月の悩み事は解決したようだった。
霜月はいつも通りの笑顔でクラスメイトと話をしている。

霜月の友人は、霜月が立ち直ったことを不思議そうにしていたが、何にしてもいつも通りに戻ってよかったと思う。

「霜月」

「あ、牛島くん」

クラスメイトと話す霜月に近づき、俺は霜月を見下ろす。嬉しそうに柔らかく笑う霜月に、やっぱり霜月は笑っている方が似合うと思った。

「霜月は笑顔が似合うな」

「っ!? 牛島くん……?」

思ったままを口にして、俺はそのまま食堂へと向かう。

ざわつくクラスメイト、真っ赤な顔をした霜月のことなんて、俺は気づかないままに。


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千明さまリクエストです。
牛島くんで「違和感」続きです。
期待に添えたかわかりませんが、精一杯書かせていただきました。
リクエストありがとうございました!



160607