ラッキー……

ラッキー……



今日も万全、部活は順調だった。
白鳥沢のバレー部のレギュラーを射止めた俺は今日もいつも通りに練習をしていた。今日は動きがスムーズで調子もいい。

だけどそれは突然いっぺんする。

「お疲れさま、白布くん」

「おう」

休憩時間になってマネージャーの霜月からタオルを受け取ろうとしたら、足がもつれて転んでしまった。
慌てた俺の手が柔らかいなにかをつかんだ。霜月の胸だった。

「うわ。……小さ」

「は?」

ラッキースケベなんて実際何がラッキーなのかわからない。つかんだ瞬間思ったのは、「こいつ、案外胸が小さい」そんな失礼なことだった。しかも声に出てしまう。
霜月は俺を見下ろしにらんでいた。慌てて立ち上がるけどいまだ霜月は不機嫌だ。

「ミオちゃんは貧乳じゃないよ!」

「そうだ、白布。謝れ」

天童さんと瀬見さんの仲裁はあまりフォローになっていなかった。

「悪い、霜月」

「……」

無返答。これは相当怒っているに違いない。さてどうしたものかと頭をかけば、先輩陣はまた余計な口出しをする。

「あっ、賢二郎、責任とらなきゃ」

「だな。結婚しろよ」

本当にやりづらい先輩だ。そんな風にからかったら、霜月がますます不機嫌になるのはあきらかだっていうのに。

俺はひたすら霜月に謝って許しを乞うことしかできなかった。



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穂香さまリクエストです。
白布くんでラッキースケベです。
期待に添えたかわかりませんが、精一杯書かせていただきました。
リクエストありがとうございました!



170506