つきしまさん
つきしまさん
夏ちゃんのお兄ちゃんはバレーボールをしているらしい。
夏ちゃんには歳の離れたお兄ちゃんがいる。夏ちゃんはいつもお兄ちゃんの話をするとき、楽しそうな顔をする。
「私も、夏ちゃんのお兄ちゃんのしあい、見てみたいなあ」
「ミオちゃん、それならこんど、"れんしゅうじあい"があるから、一緒に来る?」
そうして私は、夏ちゃんのお兄ちゃんの"れんしゅうじあい"を見に行くことになった。
れんしゅうじあいの日は、とても晴れたいい天気だった。
夏ちゃんのお兄ちゃんは、ぴょんぴょんと跳ねたり走り回っていて、とても活躍していた。
だけれど、私は夏ちゃんのお兄ちゃんよりも、一番背の高い、めがねの人が気になってしまう。
「夏ちゃん、夏ちゃん。あの背の高い人は、なんていうの?」
「あの人? たしか"つきしまくん"って、お兄ちゃんが言ってたよ。嫌なやつなんだって」
夏ちゃんはつきしまさんを見て怖い顔をする。嫌なやつなのだから、仕方がない。
それでも私は、つきしまさんが気になって仕方がない。かっこいいと思ってしまったのだ。
「私はつきしまさん、好きだけどな……」
夏ちゃんに聞こえないように呟いた。
つきしまさん、いつかお話出来たらいいな。そんな期待をする自分がいた。
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穂香さまリクエストです。
月島くんで、夏ちゃんのお友達が試合を見に行って惚れるお話です。
期待に添えたかわかりませんが、精一杯書かせていただきました。
リクエストありがとうございました!
160905