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俺と華蓮先輩が付き合いはじめたのは、俺が中学1年になった春。
絶対にバレてはいけない状況の中、俺は華蓮先輩と恋仲の関係を続けている。
人目を忍んだこの恋はきっと高校を卒業するか、俺がテニス部を辞めるまで続くんだろう。

「勘ちゃん、なんかゴメンね」

「なんで?華蓮先輩のせいじゃないし」

そう華蓮先輩のせいじゃない。
あの出来事をいつまでも引きずるレギュラーが悪い。何ひとつ変わらないテニス部が悪い。もちろん、そんなところにズルズル居続ける俺もだけど。

あの出来事というのは、俺がまだ立海中学のテニス部に入ってすぐのこと。レギュラーをめぐってのマネージャー同士のいざこざ。
そしてその翌年、一人のマネージャーをめぐってのレギュラー同士のトラブル。
どれもよくある話なのだけど、度重なるスキャンダルはレギュラーを含め、同時の全部員に確実に影を落としていった。そのスキャンダルの煽りで全部活の活動停止になったのはいうまでもないのだが、わずか数カ月で活動再開するのはどうかと思うゾ★

まあでも、どっちの事件も俺と先輩は完全に蚊帳の外だったんだけどね。
当時は付き合いはじめたばっかだったから、人目はばからずにイチャコラしてたんだよね。
いや〜楽しかったねあの頃は。
登下校は一緒だったし、休みの度にデートしたし、休み時間だって……。
地味だの平凡だの言われてた華蓮先輩が、どんどん可愛くキレイになっていくのを見るの俺楽しみだったのに。

俺たち全く関係なかったのに。

「とんだとばっちり」

「勘ちゃん。私、幸村君たちにバレないようにするね」

「華蓮先輩、絶対守るからね!」

華蓮先輩の白い手を握って力説。

「ぁ…か……勘ちゃん。ありがと」


なんて可愛いんだ華蓮先輩。
ほんとはちゃんとしたデートだってしたいだろうに。












「どうすればいいと思う?」

「……勘ちゃんズルい」

あ、こいつは親友の久々知 兵助。
知っているとは思うけど豆腐小僧な。兵助の豆腐熱は未だに健在です。

「てかさ、恋愛禁止っていつからなの」

「ん〜?確か1、2年くらい前?」

「あのスキャンダルの後か」

そゆこと。

「幸村部長から突然のお達しが出てさ」


中でも酷かったのは、高里先輩の友達の田中先輩って人。
その先輩と平マネージャーさん、二人とも部活は辞めたけど、辞めた後でも幸村部長を中心にレギュラーたちから嫌がらせを受けて、結局破局。
二人はその後転校措置をとられて離ればなれ。
なんという悲劇だろうか。
俺たちも同じ末路を辿るのかと思うとゾッとする。


「卒業するまで現状維持するしかないんじゃない」

「……だよな」

俺もっと華蓮先輩とイチャラブしたいーー!!

end



一旦ここで切ります。

なんか続かないかもしれない。
でも頑張る。


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