その1


クラスは違えど、私達6人は昼食はいつも一緒にとる。
待ち合わせ場所は料理部の部室、即ち調理実習室。

今日も今日とて、お互いのお弁当箱を広げてつつきあう……はずだった。


「芽衣子ちゃんお願い!一緒にマネージャーやって」


いつも通りお弁当を広げた私達の前に現れたのは、サラサラでフワフワ、ロングのブロンドの美少女。…とテニス部レギュラーのお歴々。
唐突に何なんだ。
三郎達もゴミでも見る目で見てるし。


「あたしたちお友達でしょう!」


……え?私?


「んぅー?てかダレ」


「ぶふっ」


はっちゃんとかんちゃんがほぼ同時に吹き出した。
なに膝ついてお腹抱えて大爆笑してんの。かんちゃんに至ってはツボってるし。

「お前ふざけんなよぃ。愛子が頼んでんだろぃ」


「友達なんに薄情なヤツじゃの」

あれ…?私ですか。
私はそのアイコさん、ほぼほぼ初対面…の……はず…。

「だって芽衣子ちゃん。私を助けてくれたじゃない」

「………?」

「芽衣子…こっち」

兵助ナイスアシスト。
兵助に連れ出されて、6人輪になって内緒話に突入した。

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