ALBUM
八成
2022/08/21 16:10
フリガナくくなり
年齢
26
性別
サザンドラ♂
身長
179
一人称
俺
二人称
あんた,お前,呼び捨て
ドラドラ(賭博通りの雀荘に名を知れ渡らせた二人組の雀士のこと。片っ端から獲物に手を掛け金を巻き上げる。雀荘は彼等の職場のようなもの。基本的にコンビ打ちをし、イカサマは主に八成が仕掛けてくる。十代の頃から『ドラドラ』として有名だったが彼等が、18の時にふらりと現れた十一に大負けし有り金全部持っていかれた為、十一には恨みしかない。夜霧を「二代目」と呼び目の敵にしているが、勝てた試しがない。二人が弱いわけではなく、夜霧が強い)の一人。
八尋同様に賭事が大好きだが、気性が荒いわけではなく性格は至って冷静。麻雀を確率のゲームではなく、心理と流れの芸術だと思っている。卓全体の空気を支配し、対戦相手が「そろそろ大きい手が来るかも」と焦り出す瞬間や、八尋の威圧に怯む瞬間を計算し尽くしている。ただ勝つだけでなく、自分たちが最も都合よく、最も相手を絶望させる勝ちのシナリオをリアルタイムで組み立てるコントロール型の雀士。
手元で牌をすり替える技術は勿論、八尋との阿吽の呼吸による通し(サイン)の技術がズバ抜けている。そのサインは、ヘビースモーカーである自身が吸う煙草の煙を吐き出す方向や灰を落とすタイミング、牌をカチャリと鳴らす指の角度等、傍目には絶対に気づかれない程日常の動作に溶け込んでいる。ミリ単位の指先の狂いもない完璧なイカサマを実行できる几帳面さを持つ。銘柄やライター、灰皿の位置にまで拘っている。
冷静沈着に見えるが、麻雀における負けは自分の知性と技術の完全否定を意味する為、死よりも屈辱的。どれだけ窮地に追い込まれても澄ました顔を崩さないのは、ポーカーフェイスであると同時に、動揺した姿を見せること自体が敗北に等しいというプライドの塊故。けれど夜霧には悉く見破られ、勝てたことがない。夜霧のことになると、妙にムキになり食い下がる。
また、煙草の灰や牌の汚れが付きやすい雀荘という場所にいながら、常に仕立ての良いスーツやシャツを乱れなく着こなしている。服装を整えることは、相手より精神的優位に立つための武装と考えている節がある。
八尋とは同居して、家賃を浮かせている。ソファーでの寝煙草という悪習慣をどれだけ怒鳴られてもフッと煙を吐いて「悪いね」と澄ました顔で流すだけで、やめる気は全く無い。これは外で張り詰めさせている神経を唯一八尋の前だけで極限まで弛緩させている証拠でもあり、八尋がどれだけ怒っても自分を放り出さないという、甘えと絶対的な信頼が歪な形で表れている。
基本的に食に興味がなく、放っておくと煙草と酒だけで生きていそうなタイプ。八尋が「食え!」と怒鳴るから義務的に箸を動かしている。好きな食べ物はキスの天麩羅。酒が入っても気性は荒くならず、むしろさらに口数が減ってアンニュイな雰囲気になる。二人で荒稼ぎしているので金はある筈だが、支払いのタイミングで財布を出すのすら面倒くさがり、澄ました顔で先に店を出て煙草を吸い始める自己中な面が露呈する。結局、後ろから八尋が「おい待てコラ、また俺が払うのかよ!」と怒りながら伝票を持ってレジに向かうのがお約束。八成の中では「俺が勝たせてやってるんだから、雑務(支払い)はAの仕事」というジャイアニズム的思考が働いている。
「ロン。跳満。俺が負ける?冗談はやめてくれ。あの程度の凡骨共に俺の頭脳が、この指先が後れを取るわけがないだろ。さあ、有り金全部置いていきな」
「そんなに睨むなよ、みっともない。イカサマの証拠でもあるのか?ないなら俺達の勝ちだ。……負けを認めるのがそんなに嫌なら、最初から俺たちの卓(シマ)に座らなきゃよかったんだ」
「クソッ!! 俺が、俺の頭脳が、13歳のガキに負けただと……!?ふざけるな、認めない、そんな屈辱……!」
♦うちよそ
あがつさん宅舵斗くんと友達。
八尋とセットで、舵斗くんにうざ絡みしては反応を楽しんでいる。毟り取ってやろうという気はないが、日によっては飯くらい驕れと麻雀勝負を仕掛けてくる。周囲を巻き込んで、あがつさん宅狗卷の店『橙』でロシアンルーレット(わさび入りたこ焼き等)をしようと企んでいる。ちなみに、たこ焼きはわさびを注入する係を担当している。
「俺はお前に飯を驕れと言ったわけじゃない、ジッポ。負けた奴が飯代を払うのはどうかと、限定せずに提案したんだ」
