あなたを想う世界




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今日は休日だけど、快斗は学校に行ったし、
おいしいチーズケーキで評判のお店があるみたいだから
こっそり買いに来た。

「ちーずけーき、4個。2個ずつ箱にいれてください」

「はい、気をつけて帰ってね。ありがとうございました」


せっかくだから青子さんたちの分も買っちゃった。

「あれ?山本さん?」

ん?聞こえちゃいけない声が・・・


「江戸川くん・・・とみんな!?」
「日和ちゃんもチーズケーキ食べにきたの?」

歩美ちゃん、知らない間に名前呼び!

「うん。今日一人だったからこっそり買いに来たの」
「こっそり?おうちの人は知らないの?」
「うん。黙ってきたから。おにーさんが帰ってきたら一緒に食べるの」
できるだけ無邪気に、嬉しそうに笑って答えた。

微笑ましく見えたみたいでみんなの表情がゆるんだけど、
小学1年生がひとりだと心配みたいだ。

「じゃがのォ。ひとりじゃ危険じゃし」
「じゃあ、一緒に帰ろうよ。」
「そうね。ちょっと狭いけどいいかしら?」

「え、でも、方向ちがうと思うし。電車だとすぐだったよ」

コレは何フラグか・・・絶対なにか起こるだろ・・・全力回避の方向で行きたい。


「最寄り駅、おうちに近いの?」
ココでコナン君参戦か!・・・いや、冗談言ってる場合じゃない。
「うん。すぐだよ!」
「じゃあ、駅まで乗って行ったらいいよ。それなら博士も安心でしょ」
「いやでも、近いなら家まで・・・」

快斗の家はまだダメだ!

「駅で大丈夫!途中でジュースも買って帰るの」

とりあえず博士はしぶしぶ駅前で了承した。
そして、博士と呼べるようになった。コレでぽろっとがなくなりそうでよかった。

「そういえば、今日は小嶋君一緒じゃないの?」
「あー。元太ならサッカーで応援してるチームが負けちまって
すねてるよ。あゆみちゃんが持ってるチーズケーキは元太のなんだ」
「そっかー。残念だね」

「でも元太君、このチーズケーキ食べたらきっと機嫌直っちゃうね!」
「ですね!」

光彦君、空気だったわ。

博士が扉を開けたところで人が突然出てきて歩美ちゃんにぶつかった。
「だいじょうぶ?」
「う、うん」

横目にコナン君が何か拾ってるのが目に入った。
げ・・・これヤバイやつじゃね?
てか、なんかこの流れ、、、見たことがあるような。。。
なんだろ、チーズケーキなんかあったよね・・・
うわぁー。何でチーズケーキ買おうなんて思ったんだよ私!

「うわぁぁぁ」

あぁぁぁぁぁ。。。なんかあったー。。。
てか、あれ、元太君の声?大変だ!

みんな走り出したからついていった。
哀ちゃんが見つけてそばによるとおじさんが倒れてて、
元太君は無事みたい。とりあえず、近くで見ていよう。

あー。なんか思い出してきた。犯人あの人だよね。。。
証拠ないからこのまま見てるけど。原作どおりなら問題ないし。

なんていうか、コナン君いそがしいな。ダメだ笑いそう。
でもこれ、、、みんな事件に集中して気づいてないみたいだけど、
ちょっと離れてみてると丸見えだよね。

てか、むしろいつもこんななのになぜ誰も気づかないのか・・・
警察しっかりしろよ・・・

「どうしたの?大丈夫?」
歩美ちゃんの声?てか注目されてる?
やばっ。いつの間にか推理終わってた。
笑うの我慢してる姿がショック受けてる姿にみえた?え。どうする?

「こんな事件あって、ビックリしちゃったかな」
この穏やかな安心するような声って、、、高木さんじゃないですかヤダー。

「大丈夫、デス。ちょっとびっくりしただけだから」
「そうかい?・・・見かけない子ですね」
頭なでてくれながら博士を振り返って聞いた。

「あぁ、この子達のクラスメイトで山本日和君というそうじゃ。
そうじゃ、この子を早めにつれて帰ってあげたいんじゃがのォ」
「えぇ、先ほどだいたいのことはわかりましたし、
また、後ほどご協力いただけたらいいですよ」

ゆるっ!何時間も足止めとか困るから助かるけど、ゆるいな・・・

ちゃんと、駅まで送り届けてもらった。
笑うの必死で我慢してて涙目になってたようで、
よっぽどショックだったのだと思われて心配された。
家まで行って保護者に説明する!みたいな勢いで
いいくるめるのに苦労した。こんなばっかだな。。。
これから先が思いやられる。

帰ってきた快斗とチーズケーキを食べて、青子さんちにおすそ分けも持っていった。
「イケナカ」の箱を見た快斗に、一人だと危ないと怒られたけど、
昼間電車乗るぶんには大丈夫だとおもう。
ただ、いつどこで彼らに会うかわからないので
ちょっと自重しようとおもう・・・。


03/28
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ほのぼの日和