新規客@ガレス(3)

 パンッパンッ、肌がぶつかり合う音が響いた。敏感な最奥や前立腺を、大きい亀頭が押し潰していく。俺はあまりの快感に背を仰け反らした。

「そ、なぁっ、奥はっ、あぁっんっ!」
「っ、こんな私を煽って…ただで、済むとっ、思うな!」
「ひあああっ、こわれるっ、こわれるぅ、あぁ…っ!」

 ガレスさんは額に汗を滲ませ、眉間に皺を寄せた顔をしていた。獣のようだとぼんやりした視界の中でそう思った。
 さっきから俺のちんぽは壊れたように、中を突かれるたび透明な液を噴き出していた。煽った数十分前の自分を叱ってやりたい。

「くっ、また締め付けて…そんなにペニスが好きか…っ」
「すきじゃな、っあぁ、ああっ!ひぃぃっ、はげひぃっ、ああっ!」

 容赦のない腰使いに悲鳴に近い声をあげた。箍の外れた獣のようなガレスさんはもう止めようが無かった。口を開けっぱなしで喘ぐ俺は、唾液や汗、涙で酷いことになっている。

「やああっ、もっ…ゆるひ、っゆるしてぇ…!あぁっ、はあ、あっ!」
「私のペニスが好きだと言えば、許してやる…っ」
「すきぃっ、がれすさ、の…っ、あぁ、おちんぽぉ、すきれす…っ、あっ、らから…もぅ…っ!」

 これでやめてもらえる、そう思ったがむしろさっきより激しさが増した。思わずギョッとして、目を白黒させてしまう。

「っ貴様は、またそんな下品な言葉を…!」
「やっ、やぁ?!なんれぇ…っ、あぁあっ!」
「一から躾けてやる…っ」

 ガレスさんの目がさっきよりギラギラしていた。俺は絶望して、また悲鳴をあげた。


 *


「ひ、酷い目にあった…」

 重い腰をさすりながら何とかベッドから降りる。気持ちのいい朝のはずが、全く気持ちのよくない朝だった。
 げっそりしながら風呂に入ろうと寝室からリビングに出ると、机の上に大量のお金が置いてあった。

「悪くは無かった…って、また来る気かあの人」

 横にあった紙切れにそう書いてあって、俺はうんざりした。
 …出禁にしてやろう、そう決めたが後日また丸め込まれて家に上げてしまうということをこの時の俺は知らない。


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