恐怖と快楽
飯を食べた後、お互い風呂に入った。重苦しい空気の中、俺はどうすればいいのか分からずじっと座っていた。
すると男はいきなり立ち上がり、俺を床に押し倒した。
服を破く勢いで、全て脱がされた。首を絞めるように押さえつけられ、息がつまる。
「やめっ、て…いうこときく、から…っ」
「膝を持って、脚を広げろ」
「っ、は…」
カタカタと震えながら脚を開く。
ギラついた瞳が暗闇の中、俺を見下ろしていた。
「もっとだ、もっと開け」
股関節が動く限界まで開き、膝裏を持ち上げた。萎えて縮こまったそこや、アナルも全て丸見えだ。
男はすでに昂ぶって、強く主張しているちんぽを取り出し、俺の穴にくっつけた。
「ひ、あああっ!やめて、いたい…っ」
「っ、く…」
ぐぐっと、遠慮なく挿入された。
先程まで犯されていたからそこは柔らかいが、滑りが足りない。引き攣るような痛みと、そこから一筋の血が垂れているのが目に入った。
血の滑りを借りて、男は荒々しく腰を動かした。
「はぁ、っ…ん、ぐ…ぅっ」
「は…っ、ハァ…っ」
甘さのない俺の声と、獣のような息遣いが部屋に響いた。
俺はこの恐怖を知っている。あの日、俺が初めてこの世界に来た日。
沢山の男に陵辱された日…激しい痛みと吐き気。
ーーでも、あの日とは違う。
「んっ、ぁ…あぁ、ぁぁっ」
「どうした?気持ちいいのか」
「はぁ、あっ、あぁ…っ」
恐怖を感じながら、咥え慣れたそこはすぐに女のように腸液を出し始めた。快感を拾い、俺は甘い声をあげた。
嘲笑する男の顔を見ながら、俺は考える。
「んあっ、あぁっ、やだ…っ」
ーー怖い、怖いこわいこわい…。
「ひ、ああっ、ぁっ、!」
ーーこわい、こわい…でも気持ちいい。
「ぁ、そこ、そこは、ぁっ、あ…っ」
ーーそうだ、怖さなんか忘れてきもちよくなればいい。
「んっ、いい、そこぉっ…あぁんっ!」
ーーきもちいい、大丈夫、客と同じようにすればいい。
恐怖と快楽でごちゃ混ぜになった思考のなか、なんとか俺は逃げ場を探した。
ー客と同じように奉仕すれば、たぶん殺されない。あの日とはちがう…俺はヤレる、大丈夫大丈夫。
俺は膝裏を抱え直し、アナルに意識を集中させた。
太く硬いちんぽが俺の中をごりごり擦っていく。路地裏であんなに出したのに、元気なものだと思う。
気持ちよくなり、いつのまにか俺のちんぽは先端からよだれを流していた。
「おくっ、だめっ、ああっ!やめて、はいるなっ、そこは、ぁっ」
「なんだっ、吸い付いてくるな…」
「や、っあああっ!?らめ、らめ、ひぃっ、あああっ」
男の熱い先っぽがぐっぽり結腸にハマった。衝撃で軽くイッたが、男は気にせずそこを蹂躙していく。
弁を弄ぶように、何度もそこに亀頭を出し入れした。敏感な結腸からの快感は強く、俺は男にしがみついた。肉壁も無意識に男を締め付ける。
「ぐぁ、っ…だすぞ、っ!」
「ひぎっ、あぁぁ…!」
瞬間、熱いものが中で弾けた。
俺もとろとろと精液を垂れ流し、ビクビクと震えた。獣の息遣いが頭に響く。
中に擦り付けるように、緩く腰を動かす男を感じながら俺は意識を失った。
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