悪鬼様の初体験

ーーなんだか、祟の機嫌がいい。
晩飯は焼肉だったし、何故かショートケーキも買ってくれていたし、いつもはしないようなことばかりしている。
因みにショートケーキは普通に好きだ。



ーーー不思議に思っていたが、その理由は夜にわかることになる。





「まっ、待って!タンマ!」
「あぁ?なんだよ」
「なんだよじゃねぇよ!な、なんでチンコにゴムなんか…」
「……ナマでいいのか?」

嬉しそうな顔してんじゃねーよ!!俺は顔を赤くしながら怒鳴った。
いつもの練習だと思っていたのに、祟は俺の尻からディルドを抜くとゴムを取り出して、自身に着けようとしていた。
ーーもしかして…ヤるつもりか?!
ばくばくと心臓が一気に煩くなる。


「大丈夫だ、今まで拡げてきただろ?ちゃんと入るぜ」
「そ、うだけど…」
「やっと一つになれるんだ」

優しく微笑む祟から視線を逸らし、緊張を和らげるように息を吐き出した。
ーー焼肉とかケーキはこのためか…。
何となく気に触るが、一つになれるのは俺も嬉しくて、覆い被さる祟の首に渋々腕を回した。


「や、優しくしろよな…痛くしたら殺す」
「りょーかい」


少し緊張しながら祟のチンコを見つめる。
尻穴にピタリと先端がついて、そこがヒクヒクしてしまうのがわかった。
ナカにゆっくり入ってきた。
痛みがないけど、圧迫感があって思わず息を詰めた。


「あ、ぐぅ…っ、くるし、ぃ…っ」
「ゆっくり呼吸しろ…っ」

祟もキツいのかこめかみに汗が浮いていた。
はあはあ荒げて堪えていると、いつの間にか祟のお腹と尻がくっついた。

「…っは、全部入ったぞ」
「あぅ、あぁ…すごい、あつい…っ」

ナカで熱くてドクドク脈打っているのが祟のモノってだけで、なんだか胸がぽかぽかしてきた。
嬉しくて、無意識にナカを締め付けてしまう。


「おい、そんな締めんな…我慢できなくなるだろ」
「いいから…っ!動いていいからぁ、はやく、はやくこいよっ!」
「馬鹿野郎、泣いても知らねーぞ?」

ゆっくりナカのものが動き出した。
だんだん速くなって、エロビデオみたいに肌同士がぶつかって、パンパン音がなった。
入り口の気持ちいいところも、前立腺も擦られて馬鹿みたいに声が出てしまう。

「あぁっ、あ、あっあっ、だめ、そんな、あひっ、奥までぇっ!」
「今までのオモチャはここまできたことねぇもんな?気持ちいいか?」
「おぐ、あっあっ、おくこわいっ、チンコこわいぃっ!ビリビリして、いたいからぁっ!」
「痛くない、気持ちいいんだよ。あと、チンコじゃなくて、チンポって言ってみ」
「え、ああっ、あんっ!ち、ちんぽぉっ、ちんぽだめだからぁっ!」

奥に亀頭が当たると、びりびり痛いくらいの刺激があってチンポから汁が何度も噴き出した。
祟が意地悪く笑って、奥を強く勢いよく腰を打ちつけるから息も絶え絶えだ。

「も、もぉむりだっ、あぁっ、ひぃっ、あひっ、でる、いっちゃうからぁっ!」
「あぁ?初チンポされたくせに、メスイキする気かよ、淫乱な流鬼くんは」
「いんら、じゃないっ!は、あぁっ、も、いく、いぐぅっ、あ、あぁあっ!」

ビクンッて体が麻痺して、目の前に火花が飛んだ。
びゅっと精液が飛び出して互いの腹を汚した。
息を整えていると、また祟が動き出す。


「や、っ?!まだイッたばっか、あぁっ、ひぃんっ、らめだ、らめだよぉっ!」
「まだ俺が、っイッてねーだろ」
「ひ、んぐ、んんっ、んうっ!」

腰使いは激しいくせに、優しく口を塞がれてトロトロになってしまう。
祟の舌と舌を絡ませながら、無意識に脚を腰に絡み付けた。気持ちよくて頭が馬鹿になりそうだった。
キスをしていると、いきなり動きがゆっくりになった。

「ん、っ、なに、ぁ、たたる…?」
「…力抜いてろよ」
「へ、ぁ、な、にっ、奥ははいらねぇ、よ?」
「入るんだよ」

亀頭が奥の行き止まりをぐっぐっと押している。
すると、体がいきなり震えて、壊れたみたいに声が漏れた。
なんか、なんかおかしい!

「や、あ、あっ、あ、らめ、らめだぁ、そんなぁ、ああっ、あ、っ!」
「ほら、行く、っぞ」
「〜〜〜〜っ!?」

あまりの衝撃に声にならない悲鳴をあげた。
ぜったい入ったら駄目なとこにちんぽ入ってる。痛いのか気持ちいいのかもわからない。


「結腸はどうだ?気持ちいいか」
「わからないぃ、ひぃ、いんっ!あ、あっ、いま動かされたらぁ、らめ、らめっ!」

くぽっ、と抜かれてまたそこに入る。
何回も繰り返されて、そこから快感が広がっていった。もう顔もすべて変な汁で塗れている。
激しく腰を動かされたら、もう駄目だった。


「あ、はぁあっ!いぐっ、いくぅ!もぅ、やらぁっ、ちんぽやら、ぐぽぐぽすんなぁっ!」
「流鬼っ、可愛すぎるだろ!は、俺もそろそろ…っ」
「はやいぃっ!もっと、やさしくっ、ああぁっ、こわれるっ、こわれるよぉっ!」

容赦なく結腸や、すべてを犯されてまた体が麻痺していく。
俺はもう何回イッたのかもわからない状態だった。
祟も限界が近いのか、息を荒げて腰を打ちつける。

「いくっ、いくぅぅっ!」
「っは、ぉ…っ!」

俺は腰に絡ませた脚に力を入れて、何度目かの絶頂に達した。祟もゴム越しに吐きだした。
ずるりとちんぽを抜かれて、中に溜まってる腸液がどろどろ垂れていくのがわかった。

「…も、むり」
「まじかよ、俺一回しかイッてねぇよ」
「うるせー!この遅漏!」
「遅漏なのはしゃーないだろ」

蹴ってやろうと思ったが、全く脚が上がらない。つか、全身に力が全く入らなかった。

「流鬼が体力つけたら、たぶん3回くらいはいけるぞ?」
「死ね!!」

明日絶対殴る、絶対しばく。
そう決めて俺は泣きすぎて重たい瞼を閉じた。


*前 | 次#