バレンタイン(ガイナ)


今日はたまたま森の恵み――木の実等――を分け与えている人にチョコレートをもらった。
私は甘いのはあまり好きじゃない。
いや、食べれないのだ。
だからどうしようかと思っていたら、ヴェロニカが現れた。
ちょうどいいや。

私はヴェロニカを呼び止めてチョコレートはいるかときく。
彼女は笑顔でいると答えたので渡した。

彼女は私の目の前でチョコレートの箱を開けると目を輝かした。
それは、一つ一つ丁寧に武器の形になっていて彼女が喜びそうな品。

…今更ながらチョコレートで思い出した。
そうか、人間界の…ほら、ジャッパン?て国の行事。
チョコレートを渡す日。

彼女は私にお礼を言い一つ一つ眺めていた。

彼女はひとつ人間界の武器、銃の、弾丸の形をしたものを手に取り
私に差し出す。

ああ、チョコレート苦手なんだけど。嫌いなんだけど。
でも、今ものすごくいい笑顔の彼女には言えなくて、
貰い口に放り込む。

ふんわりと広がる上品な味。
あまり甘くない。

これならいけるね。


彼女を見ると一つ一つ息継ぎなしで武器の解説を勝手に始めていた。





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星空