ふっ、と息を吐く。

2人はどこかへ行ったようだ。

鞍馬は、自然と強ばった体を解した。

洞穴の奥に隠れていた鞍馬は、素早く洞穴から出て2人の背中を見た。

「蓮……とコトコ……。」

滅多に口にしない鞍馬が呟いた。

もしかして、殺し合いが始まるのかもしれない。
鞍馬の頭に幼馴染みの無惨な姿が横切る。

強く拳を握り締めた。


―そういえば、三鶴は人を殺したのだろうか、それとも――。

知っている人たちが倒れゆくのが頭に浮かぶ。
それだけは避けたかった。

殺し合いせずに、なんとかこの首輪を外し脱出できないか話し合うべきだ。

そう思い、かなり先のほうに行ってしまった2人について行った。

―もし、殺し合いを始めたりしたら、俺が飛び出してでも……。





―――――
名前 春夏冬鞍馬(あきなし くらま)
長谷川高校

方針 殺し合いは止めたい

身体状態 問題なし

精神状態 問題なし

武器 ナイフ型消音銃

持ち物 支給品、お守り、飴、チョコレート

現在地 5−G

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