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「神代。」
どこからともなく小さいが声が響く。
すると、ガサリゴソリと予想していなかった場所の茂みが動き、琴子とは違う人工的な少し濃い金髪が現れた。
蓮の予想通り大歳海だった。
険しい表情をしていて、その唇からは血がタラタラと流れている。
ズンズンと蓮のもとへ大股で近づいた。
その手にはクロスボウがあったが攻撃をするつもりはないようだ。
「何してるの?」
「あ、えーっと、確か……名前……。」
琴子が海を見て名前を思い出そうとする。
瞬間、蓮に向けている険しい表情から一変、まるで恋する乙女がドジを踏んだ想い人にフォローをするような、そんな表情へとコロリと変えた(どんな表情だ。)
「もー、大歳海だよ!……七瀬は人の名前を覚えるのが苦手なんだね。」
最後の一言はどこか重たく感じたのはきっと蓮だけだと思う。
海はまた蓮へ顔を向けて構えられた拳の上にそっ、と手を重ね下ろさせた。
「何もしないよ。何も。僕の、七瀬に触らなければね!」
僕の、を強調された気がした。
蓮の額から冷や汗が流れる。怖いなどの恐怖ではない、別のものだ。
海は、またあの表情で琴子を見て笑いかけた。全く忙しい奴だ。
「ねえ、七瀬〜、神代より僕と行動しない??ねえ??神代なんかよりさぁ〜、僕の方がずっといいよ!君を怪我させることなく守ってあげる。」
「お前な……。」
蓮は目前にいる金髪の頭を殴りたくなった。だが、抑える。
海は蓮から数歩離れた。
そして、琴子に首を傾げて言った。
「ねえ、僕と一緒に行動しよ?」
────
名前 大歳海(おおとし うみ)
雨宮高校
方針 とりあえず七瀬観察
身体状態 無傷
精神状態 特に問題ない
持ち物 支給品
武器 クロスボウ
※普通に嫌だと答えたくださっても構いません。攻撃仕掛けても構いませんがスルリと抜けてすぐにどこかへ行きます。と思ったらそこらへんにいてコトッコくんストーカーしてます。
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星空