※超短い※
夢を見た。
彼女が何処かから落ちる夢を。
伸ばした自分の手は届かずに、彼女がゆっくりと暗闇に沈んでいく。
ぞわりと背中を何かが這って、心臓がこれでもかと言うほどに音を立てる。
「今日は、ずっと俺と一緒にいて欲しいな」
そう言って彼女の手を握れば彼女は楽しそうにからからと笑って頷いてくれた。
あの夢を信じている訳じゃない。
それでも、もし彼女に何かあった時。
きっと俺は、俺を許せない。
だから、今日はこの世界中の全てから君を守るよ。
俺が、君だけの騎士[ナイト]になるから。
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