月に一度の

※超短い※

最悪な朝だった。

下腹部と腰の鈍痛で目が覚めて、外はバケツをひっくり返したような酷い雨。いつもより気圧が低く、酷い頭痛と吐き気に襲われる。

大丈夫か、と心配して来てくれたサンジくんにもイライラをぶつけるような冷たい態度を取ってしまい、そんな自分が嫌になる。

そう思い始めた途端、自分でも理由の分からない涙がぼろぼろと零れて枕を濡らす。

「大丈夫かい!?あ、あぁ…ごめん…!大声出したら頭に響くよな」

精神的に参っているのかひっくひっく、としゃくりあげながら泣いていれば扉の開く音と共に少し慌てたような彼の声が耳に響く。

ちょっとごめんね、という囁いた彼にふわりと優しく抱き起こされて、ベッド脇に座った彼に横抱きにされる形で座らされる。

頭を抱え込むようにして肩に回された手が優しく頭を撫でて、もう片方の手が下腹部を優しくさする。

「チョッパーから暖かくするのが一番って聞いたんだ。これなら暖かいし、寂しくないだろ?」

そう言って私の額にキスを落とした彼の首に堪らず腕を回す。

まるで、私の全てを理解してくれているような口ぶりに想いが溢れる。すき、だいすき、と泣きじゃくりながら何度も呟く。

私が泣き疲れて眠るまで、彼はずっと私の頭を撫でてくれていた。

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