キスして、ダァリン

※超短い※

おいで、と手を広げた彼の腕の中に飛び込めばぎゅうっと抱きしめられる。ふわりと鼻をくすぐるタバコとサンジくんの匂いに頬が緩む。

すうっと息を吸い込んで抱きしめる手に力を込めれば彼はクスクスと笑う。

「どうしたの?」
「ん?俺の彼女は世界で一番可愛いなあ、と思って」

するすると髪の毛を梳いて私の頭を撫でる手の気持ちよさに目を細めれば、彼も愛おしげに目を細めてくれる。

暫くしてふと顔を上げて彼を見つめると、パチリと目が合った彼が首を傾げる。

目を閉じて唇を少しだけ突き出せばすぐに降ってきた触れるだけの優しいキスにくふふ、と笑みが零れる。

「俺にはしてくれねぇの?」
「目、閉じてくれなきゃやだ」

お易い御用さ、と笑って目を閉じた彼に背伸びをして触れるだけのキスを送る。

嬉しそうに笑う彼と見つめ合うように額を合わせて、どちらともなくまた唇が重なった。

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