会場で白鳥沢御一行と遭遇した雛。「あ、ウシワカさんだ」って声出しちゃうから当然向こうにも烏野のマネージャーだってバレて「あれ、烏野のマネちゃんじゃ〜ん」って天童に絡まれて「こんにちわ」ってぺこっと頭を下げれば「こんにちわ〜」って返される。
「1人?」「あ、はい。忘れ物しちゃって戻って来たんです」「そっか〜1人で帰れる?」「?かえ、れます…けど、」「ウケる。そんな怪訝な顔しなくてもよくね?」「あ、や…なんか、あるのかと思って」って天童と話してたら、ものすごい視線を感じて「え、っと…なんか顔についてる…?」って聞いてしまう。
雛に熱烈な視線を送っていた張本人の白布が「…別に」って言うから(え〜〜あんだけ見てたのに何でもない訳ないじゃん?)ってそわそわ。反撃と言わんばかりに白布をじいいいっと見れば嫌そうな顔で「……何だよ」って言ってくるから「べっつに〜〜?」ってそっぽ向くと「はあ!?」って声を荒げてくるから「え、何ですか???」って返す。
2人でばちばちしてれば、横で見てた天童がげらげら笑ってて川西が呆れた顔で「止めとけよ。ただの八つ当たりじゃねーか」って白布に言う。「ごめんな、ウチの白布が」って雛と白布の間に入って謝る瀬見に「あ、全然気にしてないので」ってけろっとした顔で言うから白布には火に油だし、天童には大ウケ。
川西も瀬見もあまりにもさっくりした雛のリアクションに「…ふっ」ってちょっと笑っちゃう。そんな中で「あ、そうだ。牛島さん、ありがとうございました」って突然雛が頭を下げるから皆びっくり。「お前に礼を言われるようなことはしてないと思うが」って返されて「あはは、そりゃそうですよね。たかがマネージャーにこんなこと言われても困りますよね」ってケラケラ笑った雛だけど「でも、言わせてください。本当に、良い試合でした」って本当に嬉しそうに、楽しそうにふわっと微笑むから白布を筆頭に皆一瞬息を飲む。
「見ていて、あんなにぞくぞくしたの初めてでした。きっと、試合に出てた皆はもっと楽しかったと思います。見てる人にバレーってやっぱりすごいなって、思わせられる試合なんてそうできるものじゃないですから」って言う雛に「…そうか」って牛島も言うしかないし、天童は(ふうん。烏野って、マネちゃんまで変な奴なんだ)って面白い物見つけた〜〜って顔してる。
白布は雛のその瞳に目を奪われちゃって離せない。「バレー、好きなんだな」って瀬見に言われて一瞬だけきょとんとした雛だったけど「はい!大好きです!」って満面の笑みで言うから「そっか」って瀬見もつられてくしゃっと笑っちゃう。
それから時間を見て「やばっ、あ、えっと…引き止めちゃってごめんなさい!また、素敵な試合見せてください!」ってぺこっと頭を下げて走って行っちゃった雛を見送って「…嵐のような奴だな」ってぼそっと川西が呟いて「何だアイツ」って白布が舌打ちをする。「若利くん、面白い子だったね」って天童が笑ったら「そうだな」って牛島が頷くから皆びっくり。
「珍しいな、若利がそんな顔するの」って瀬見が笑ってる横で牛島の表情をいとも簡単に崩してみせた雛に(やっぱあの子面白れ〜〜〜)って興味津々な天童がいる。そのころ、烏野と合流した雛が「ふえっくし、」ってくしゃみしてて「風邪か?」「多分誰かが私の噂してる」「はいはい」「ねえ〜〜〜!!」って2年ズでじゃれてる。