東京で知らない男の人に絡まれた雛。「えっどこから来たの?超可愛いね。一緒にご飯行こうよ」ってぐいぐい誘われて困ってたら「あ、いたいた。お兄さんすみませ〜ん、この子俺の連れなもんで。また今度にしてもらっていいっすか?」ってニッコリ笑った黒尾に助けられる。
「黒尾さん…!」って安心したような顔でホッとする雛を背中に隠せば男は舌打ちをして去っていくから「大丈夫だった?」って雛の方を見て黒尾が首を傾げる。「平気です。ありがとうございます」って頭を下げる雛に「いーのいーの」って黒尾が笑ってれば「終わった?」って孤爪がひょっこり顔を出す。
「あれ、研磨いたの」って雛がびっくりすれば「俺が行くと100%舐められるから影から見てた」って言われて「あっ…そうなの…」って苦笑い。「何もされてない?」って聞いてくれる孤爪に「うん。大丈夫。ありがと」って笑えば「何にもないならいいよ」って言われて笑っちゃうよね。
その後電車に乗るんだけどあまりの人の多さに「東京ってすごいね…」って雛が目をぱちくりさせる。人が多くて危ないからって理由で壁際に立たされて黒尾と孤爪が壁になるようにしてつり革を掴んで立つから周りの人達からは(うわ…超セコム…)って思われてるし、雛にちょっかいかけようと思ってた不埒な輩も(あれはちょっと無理かな…)ってあまりのガードの硬さに諦めるよ。
「黒尾さんその格好しんどくないです?」「ん?全然平気。むしろ雛ちゃん大丈夫?」「あっ私は全然!研磨も大丈夫?」「…大丈夫じゃないけど慣れたから平気」「あ、大丈夫ではないのね。変わる?」「それはマジで無い」「そ、そんな怖い顔しなくても…」「雛ちゃんはここで大人しくしてなさいってことよ」「はあい…」