眠り姫をお城に連れて帰るお仕事

合宿中の夜、皆でお喋りしてるうちに眠くなってきた雛。「ん゛ぅ゛ぅぅ…」って隣にいた木葉の肩に頭ぐりぐり押し付けて唸るから「雛ちゃん?どした?眠い?」って苦笑いの木葉が頭を撫でてる横で「雛ちゃんどうした〜?」って一緒にいた黒尾も笑っちゃうね。

雛のおねむな時のばぶモードを知ってる黒尾がほっぺをつんつんってつついて笑えば「…や!」ってその手を払われるから益々笑う。「あーあ可哀想に、眠いのにちょっかいかけられて嫌だよなあ」って雛を抱えるように肩を抱いてとんとんって木葉が背中を叩くから黒尾が呆れた顔で「いやオトンか」ってつっこんじゃう。

とは言え眠くてぐずっちゃう雛が可愛くないわけが無くて、2人で「おーい雛ちゃーん。眠いなら部屋戻ろうぜ、な?」「うるさあい…」「ここで寝たら体痛くなるだろ〜?がんばれ〜」「ごふんだけだから…」って雛を構い倒す。眉間に皺を寄せて唸りながら木葉の肩にぐりぐり頭を押し付けてくる雛にどうしようかって思ってたら夜久が歩いてくる。

「黒尾?木葉も何してんだよ」ってひょこっと顔を出した夜久が唸る雛を見て「ああ、そういう」って苦笑い。「雛ー?ほら、部屋戻んぞー。おきろー」って笑いながら声をかければ「あとでぇ…」って益々木葉にしがみつくから「ったく、しょうがねぇなぁ」って笑った夜久がもう1回雛の肩を叩く。

「ほら、雛。部屋連れてってやるから、おいで」って手を差し出せばもぞもぞ動いてその腕の中に雛がぽすっと収まる。それをふわっと軽々抱き上げた夜久が「おし、部屋戻してくる」ってすたすた歩いてっちゃうから、あまりにもナチュラルすぎて黒尾も木葉もぽかんとしちゃう。

「え、やっくんすごいイケメンだったんだけど?」「あんな流れるようにお姫様抱っことか俺絶対できない…」「それはお前の中にやましい気持ちがあるからです」「お前もだろ」って2人でげらげら笑いあってじゃれてる黒尾と木葉がいる。2人的には雛をお姫様抱っこするのは別にいいけどこの時間に女子部屋行くのはダメじゃない?って気持ちが強かっただけですぅ〜って言うけど実際のところがどうなのかは神のみぞ知るってやつ。

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