危険なことはさせたくない

マフィアパロの雛。大きめのパーティーで主催の男から情報を盗む為に潜入をすることになった雛。「いいか?何かあったらこのブローチを3回叩くこと。やむを得ない場合は殺さなければ発砲しても良い。ほんとはあんまり良くないけども、後で何とかする」って澤村に言われて頷く。

背中がざっくり開いた如何にも男を誘えそうなドレスを身に纏う雛の姿に「可愛い。可愛いのは可愛いんだけど、必要以上にベタベタされてるの見たら俺が撃っちゃいそうなんだけど」って真顔で言う菅原がいるけど「じゃあスガさんは待機班でお願いしますね」って縁下にバッサリ切り捨てられる。

「俺も目立っちゃうから待機班だけど、何かあったらすぐ退避でいいからね。無理はしないこと。分かった?」って東峰にも頭をぽんって撫でられて「そ、そんなに私の潜入は心配ですか…!?」って半泣きの雛だったけど「心配に決まってんだろ」って西谷にバッサリ言われてガガーン!ってショックを受ける。

「お前が弱いとか失敗するとか、そういうのは心配してねぇけどよ。どこの誰とも分かんねぇおっさんにお前を差し出すようなマネして平気なわけねぇだろ」って嫌そうな顔の西谷が珍しく苛立たしげに舌打ちをするから胸きゅん不可避でときめくね。

「スガさんじゃねぇけどマジで場合によっては俺も撃ちそう」って木下が怖い顔して「俺潜入組だから撃たないように気をつけるわ」って成田もハハッって笑ってるけど全然笑えない。「よし。俺が許可する。撃て」って田中が頷きながら成田の肩に手を置くから「アッダメですやめて下さい」って雛が止める側になる。

「俺と成田も会場にいるから、何かあったら合図な」って縁下が困ったような顔で笑いながら綺麗な黒い石のついたイヤリングを耳に付けてくれる。「まかせろ」って親指ぐっと立てて笑う雛の実力は皆知ってはいるけれど、それとこれとは別の話なんです。

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