かくかくしかじかで耳としっぽが生えてしまった雛。「マジで猫じゃねぇか」って笑いながらやって来た夜久に「も、衛輔くんんん」って半泣きで飛びつけば「はいはい。びっくりしたな」って呆れたように笑いながら頭ぽんぽん撫でてくれるから無意識で喉が鳴る。
「すっげぇ喉鳴ってんじゃん。ご機嫌だな」って笑った夜久にぐりぐり頭撫でられて目を閉じてゆらゆらしっぽを揺らす雛がいる。「で?何でこんなことになってんだよ」って首を傾げる夜久にぴったりくっ付いて「研磨と話してたらぼふんってなってこうなってました」って言うから「全然分からん」ってけらけら笑ってる。
「体は?何ともねぇの?」って首を傾げる夜久をじぃっと見つめ返して「平気です」って言うから「すっげぇ見るじゃん」ってまた夜久が笑う。「ほんとに猫みたいだな」って頭をうりうり撫でれば「無意識なんですよぅ…」って不満そうに言いながらも喉がくるくる鳴ってる。
夜久に頭撫でられてご機嫌になってれば「やっくん何してんのよ」って苦笑いしながら黒尾がやって来る。「いや雛がマジで猫みたいで可愛くてさ」って夜久が笑った瞬間「かわいい…!?」ってぴーーんっ!ってしっぽが伸びて目を真ん丸にするから夜久も黒尾も吹き出して笑っちゃう。
「そんなに嬉しいの」ってくつくつ喉を鳴らして肩を震わせて笑った黒尾が雛の頭を撫でれば「そ、そりゃ嬉しいに決まってるじゃないですか」って言いながら頭を手に押し付けてもっと撫でろアピールしてくるから黒尾も笑っちゃうね。「ほんとに猫みたいだな」「な?可愛いよな」って2人が笑ってるのが嬉しくて雛のしっぽはご機嫌にゆらゆら揺れるし、喉もぐるぐる鳴る。
「猫じゃらしとかも追っかけんのかね」「あー元々バレーやっててボール追っかけてるから尚更好きそうだな」「ふみふみとかもしそう」「あーーやりそう」って話をしながら黒尾が雛の頭を撫でたり耳の付け根のとこすりすりしたり、親指でほっぺのとこ撫でたりするから本当は恥ずかしいからやめてって言いたいのに気持ちよくてすりすり自分から顔を押し付けちゃう雛がいる。
トドメと言わんばかりに喉元を指先で撫でられてふにゃふにゃになっちゃった雛が「も、やだぁ…」ってぺちょっと座ったまま泣きそうな声で言うから、そこで初めて夜久も黒尾もビシッッと固まる。「くろおさん?」って首を傾げる雛に「あー……いや、ウン。ごめんなさい」って顔を逸らしながら謝る黒尾と「今のはオメーが悪い」って黒尾の後頭部をぱちこーんって叩く夜久がいる。
そのあと疲れて眠っちゃった雛が膝を抱えて丸まって寝るから「猫だな」「猫だなぁ」って笑いながら思わず写真撮っちゃう2人がいるし、真面目な顔で「全面的に俺が悪いんだけどアレは反則だと思いませんか」「言わないようにしてんだから言うなよバカ…」って頭を抱える2人もいます。