雛と黒尾が付き合ってるIF。大学生になった黒尾が遊びにおいでって言ってくれたからウキウキしながらお泊まりの準備して旅行に行く。「黒尾さん!」って飛びついたら軽々受け止めて「久しぶりだな。元気だった?」って笑ってくれるから「うん!」って嬉しくなる。
「飯食った?」「まだです」「んじゃ食いに行くか」「行く!」「荷物持つよ」「いいんですか?」「当たり前でしょ。ほら、頂戴」って淡いオレンジ色の可愛いキャリーを代わりに持ってくれるし流れるように手を繋がれるから「黒尾さん彼氏みたい」って笑ったら「彼氏なんですけど?」って笑われる。
「さーて、何食べましょうかね」「はい!オムライス食べたいです!」「お、じゃあオムライス食いに行くか」「やたー!」ってご機嫌で繋いだ手をゆらゆらする雛に黒尾も頬が緩んじゃうね。お店についてご飯を食べて、そのままちょこっと買い物なんかしたりして。
「雛ちゃん、夜どうする?」って聞かれて「黒尾さんはどっちのがいいですか?」って返せば「俺は雛ちゃんがどうしたいかを教えて欲しいんだけど、ダメ?」ってじっと見つめられるから「うぐ…え、と…じゃあ、ちょっと疲れたから、おうちがいいなあ…」ってたどたどしく答える。
「ん、了解。マジで気使わなくていいからな」ってぽんっと頭を撫でて優しく笑ってくれる黒尾にむずむずしながら「はあい」ってふにゃふにゃ笑えば黒尾もふっと表情を緩めて歩き出す。帰りにスーパーに寄り道してご飯買って黒尾の一人暮らしの家に向かって「黒尾さんの部屋…探索していいですか?」ってキラキラした目で聞けば黒尾が「いやいいけどさ」って苦笑いしながら返してくれる。
部屋に入った瞬間にぶわっと黒尾の匂いがして何となく落ち着かない雛が玄関で立ち止まってれば「何そわそわしてんの?ほら、早く中行こ」って黒尾が手招きをする。でも急に黒尾の部屋に来たんだって実感が湧いてきて「…だ、だって、」って言えば黒尾が益々首を傾げる。
「く、くろおさんの匂いして、どきどきする」って雛がちょっと頬を赤くしながら言うもんだから黒尾の心臓にクリティカルヒット。「あー…もう、我慢してんだからそういうこと言わないで」って触れるだけのキスされて「〜〜ッ、い、いま…!?」って玄関でもう既にドッタンバッタン。
「これ以上はしないから。ほら、おいで」って優しく笑った黒尾に手を差し伸べられてゆっくり部屋に入る。「適当に座ってて」って言われるけど座れなくて部屋に入ってすぐの所で立ったまま固まってたら「ぶはっ、緊張しすぎだろ」って黒尾が吹き出して笑ってる。
「俺も割と緊張してたんだけど、そんなに緊張されたら平気になるわ」ってけらけら笑いながら「こっちおいで」ってラグの上に座ってとんとんって隣を叩く黒尾にそそそって近付いてぺたんって座れば「ん、いい子」って頭を撫でられてどきどきする。
でもそんな緊張も時間と共にあっという間になくなって一緒にテレビ見て、ゲームして、ご飯を食べてって普通に過ごしてる。お風呂も交代で入って「黒尾さんの髪乾かしたい!」って楽しそうな雛に黒尾は髪を乾かしてもらって「じゃあ今度は俺な」って今度は逆に黒尾が雛の髪を乾かしてあげたりして過ごすよね。
いざ寝るぞってなってドキドキしながら寝室に向かったらちゃんと来客用の布団がベッドの下に敷かれてて一瞬ホッとするけどちょっと寂しくなっちゃって「雛ちゃんベッドな。ちゃんとシーツとか変えたから臭くないと思うけど…」って話しながら布団整えてる黒尾に後ろからぎゅって抱きついて「一緒じゃ、だめですか」って言うから、またしても黒尾の心臓にクリティカルヒット。
「ダメじゃないです……」って頭を抱えながら答えて雛を抱きしめたままベッドに横になる。「……どきどきして寝れないかも」って言う雛に「おれも。心臓の音やべーよ」って笑えばそっと胸に耳を寄せて「ほんとだ。すっごいバクバクしてる」って雛が笑うから(あーーーこの子マジで無防備どころの騒ぎじゃねーんだよなあああ)って内心天を仰ぎながら雛のまあるいおでこにキスを落とす。
「おやすみ、雛ちゃん」って言えば「…おやすみなさい、黒尾さん」ってふにゃっと笑った雛がきゅうって抱きついて目を閉じる。それから少ししたらあっという間にすうすう寝息が聞こえてくるから雛のほっぺをつついて「俺の気も知らないで、呑気なもんだよな。ほんと」って笑って黒尾も目を閉じる。緊張とは裏腹に黒尾もあっという間に眠りについて2人でぴっとりくっついたまま爆睡するよ。