大人になって断りきれずに飲み会に連れてこられた雛。全員二次会に行く雰囲気になっちゃってるからお手洗いのフリしてトイレに行って赤葦にSOSをしたら、たまたま孤爪と一緒に近くにいたらしく『迎えに行くよ。店の場所教えて』ってメッセージが来る。
よっしゃ行くぞ〜!って雛以外の皆が盛り上がってる所に来た2人のイケメンに全員びっくりするし、その内の1人がかの有名なコヅケンなもんだからひっくり返る。「雛がいつもお世話になってます」って赤葦がニコッと笑って孤爪が「どうも」って頭を下げるから皆「アッいえいえ…」って酔いも覚めちゃう。
「雛とこの後約束してまして、今日はこの辺りで失礼しますね」って柔らかい口調で雛の腕を引っ張って引き寄せる赤葦に全員文句なんて言えずにあっという間に雛以外がいなくなる。「はぁぁああ……ほんっとに助かった…ありがとう〜〜!」って半泣きで赤葦に抱きつけば「二次会断れないのに何で参加したの」って呆れながら聞いてくる孤爪に「断ったけど無理だったんだもん」って雛が唇を尖らせる。
「それ断れてないんだよ」って呆れたように赤葦が笑うから「どうやって断るのよ…」ってげんなりすれば「彼氏に怒られるんで、とか言えばいいじゃん」って孤爪が言うから「彼氏いないもん」って返せば「嘘も方便でしょ」って赤葦に言われる。
ぶうぶう文句を言う雛に「ま、折角迎えに来たし俺たちと一緒に二次会行く?」って孤爪が笑えば「行く!行きたい!」って雛の表情がパッと輝く。「ご飯もお酒もあんまり進まなくてさぁ」ってウキウキしながら行きたい店を探す雛に「せめてご飯は食べなよ」って赤葦が苦笑いを零しながらスマホを覗き込めば結構ガッツリめの料理が出てくるお店を探してるから笑っちゃうよね。
「俺たち2軒目なんだけど」って言う孤爪に「食べれるでしょ?」「そんな食べないよ」「嘘!?」「もう部活してないんだからそんな食べないよ」「私めっちゃ食べるよ!?」「それは個人差じゃん」って3人でわいわいしながらお店を探してちゃんとご飯も食べれて、かつ美味しいお酒も飲めるお店を選んで3人で向かってお店に着くなり「お腹減った〜!」って雛がウキウキでメニューを見てる。
「何食べるの?」「美味しいやつ」「全部美味しいと思うけど」「あ!ガトーショコラある!」「ご飯は?」「それも食べる!うわ〜!パスタ美味しそう!大盛りってどれくらいかな?」「ナチュラルに大盛りなの笑う」って3人でわいわいして最終的にお酒3つと雛用の大盛りパスタを注文する。
店員さんもまさか雛1人で大盛り食べると思ってなくて取り皿とフォークを人数分付けたら「あ、大丈夫です!」って笑顔で断られて1人でもりもりパスタ食べて「ん〜〜〜!美味しい〜〜!」って嬉しそうに笑ってるから可愛いなあって見てる。
そんな視線にすぐ気付いた2人が「雛、口の端付いてる」「こっち向いて」「んう、」「1口ちょうだい」「いいよ〜」「俺もいい?」「いいよ!」って雛の口の端っこを指で拭ったりあーんしてもらったりして冷たい目を店員に向けるから、さっきまで雛を見ていた店員は青い顔で退散。
その状況を知りもしない雛は「2人もお腹減ったの?」って聞いてくるから「ちょっとだけね」「1人前は無理」って返しながらナチュラルに牽制してる。お腹いっぱい食べて、楽しく飲んで、しっかり酔ってご機嫌になった雛の肩とか腰に腕を回して「ありがとうございました」って最後まで牽制を止めない孤爪と赤葦のセコム力が凄まじいね。