｢侑くんのサーブ前にやるやつ何？｣って角名に聞いた雛。｢ああ、あれ？俺のサーブの時は静かにしとけボケカス共って意味｣って返されて｢いやクソ野郎じゃんびっくりするわ｣ってけらけら大笑い。
横で聞いてた侑が｢はぁ！？そんなんやないわ！！｣って言うけど｢え、でも実際やってるよね？静かにしろ〜みたいなの｣って言われて｢うっぐ、いや、まあ、やっ…とるけど、やっとるけど！！そこまで言うてへんやろ！！｣｢いや似たようなこと言ってたじゃん｣｢ちょ角名お前マジ黙っとけ｣ってわいわい3人でスピーカーで電話するのが日常になりつつある。
｢いや侑くんとりんりんじゃ信用度に天と地ほどの差があるから……｣って言う雛に｢だってさ。ドンマイ、侑｣って角名が勝ち誇った顔するから｢はああああ〜〜〜？？？｣って侑のイライラが加速する。
｢お前らほんま嫌なタッグやん｣って言う侑に｢そんな事言って私たちが電話してると絶対混ざってくるじゃん。何？寂しんぼ？｣｢寂しんぼの構ってちゃんだから除け者にされると怒るんだよ｣｢あら〜〜侑くん可愛いでちゅねぇ｣｢お前ほんま次会ったら覚えとけよ｣ってきゃいきゃい。
でもそのセリフの瞬間だけ北さんに聞かれてて｢侑、お前言っていいことと悪いことがあるやろ｣って後ろから突然声掛けられてﾋﾟｯｯｯ!?って背筋が伸びる。｢は、いや、ちゃいますよ！！俺やなくてアイツが！｣｢北さーーん！！侑くんが私に意地悪ばっかりするんです！｣｢はぁ！？｣ってぎゃんぎゃん騒ぐ。
そんな後輩2人に北さんもじゃれてるだけって分かってるからしょうがないなみたいな顔で笑ってるけど侑は大焦り。｢侑くん慌てすぎでしょ｣｢おま、バッカ！あったりまえやろ！｣｢ビビりかよ｣｢あぁ！？今何て言うた！？｣｢なんでもありせ〜〜ん｣ってすぐじゃれる。仲良しだね。