「名前、そろそろ、結婚しない?」
他愛のない会話のあと、何の前触れもなく、ある瞬間にプロポーズをしてきます。日常の中のありふれたプロポーズですが、彼らしい言葉です。
そんな貴方の驚いた顔を見るのが好きな京治君がいますが、怒ってはいけません。
ムードもへったくれもないかと思いきや、しっかり雰囲気作りはしてくれていたので、心配ありません。
そして給料も安定し、1人で貴方を養っていけるようになってからのプロポーズなので、更に安心できます。決して無謀なことはしない京治君ですから、勝算がない試合はしません。
"はい"の選択肢しか残されていないので、即刻返事をしましょう。寧ろ、待ち望んだプロポーズに感極まってしまう可能性があるので、泣く前にしっかり言いましょう。
『はい、……したいです』
「良かった…、明日結婚届けを提出しにいこう」
距離を詰められて、正面から抱きしめられる事もあるでしょう。それもちゃんと受け入れてあげましょう。
『…はい、……はいっ……』
逞しい胸板に擦寄るのもいいでしょう。
「…絶対、幸せにする」
『私、もう世界で一番幸せです……!』
「一番は俺だから」
『私です!』
なんて言い合いが始まるかもしれません。でもそれすらも幸せだと感じるほどに、結婚の熱に浮かされています。
時に困難にも立ち向かわなければならない時もあるでしょう。辛くて泣きだしそうな時もあるでしょう。
そんな時こそ2人の絆を忘れずに、笑って、幸せな道を歩んでいきましょう。
一度ついていくと決めたらトコトンついて行きましょう。京治君は必ず貴方を幸せにしてくれるはずです。